●たるみ解消にオススメの使い方
では、使い方です。
「デザインブラシはどこにどう当ててもツボに入るように設計されているので、基本的には好きな場所に自由に当てればOKです。ご自身がコリを感じると思うところに押し当てましょう」
一カ所につき、目安は最短30秒。
30秒より長く使ってもOKで、顔だけでなく、頭や体全体に使ってもいいのだとか。
「フェイスラインをスッキリさせたり、たるみを解消したりしたい場合は、最初にあごの下から当てていくのがオススメです。
「特に耳の下部分にはリンパ節があるので、最初にしっかり刺激して、老廃物の出口を作ってあげましょう」
リフトアップを目指す場合は、こめかみから側頭部にかけての部分もオススメだそう。「側頭部にブラシを当てて刺激したら、離す時に引き上げて、フェイスラインを上げましょう」
コリを感じるところは「強めに」、当て終わってブラシを肌から離す時は、「気持ち、上向きにするといい」そう。
実際に使ってみたところ、そもそも気持ちがいいので、長く当てていたくなりました。
また、ブラシ自体が軽いので、ブラシを持った手を頭に持って行っても手が疲れないのが良かったです。
「リンパの流れが良くなると、むくみが取れやすくなるので、頭の重さも減って、さらにリフトアップにつながります」
確かに、顔全体が軽やかになったように感じました。
その後も、習ったケアを気が向いた時に行うようにしていたら、目が開けやすくなって、会った人から目が大きくなったねと言われるようになりました。
「マスク生活が長引いている今は、誰でもほうれい線やたるみができがちです。ほうれい線やたるみは毎日ほぐしてあげることで定着を防げますので、気がついた時にコリをほぐしてあげると、若々しい表情が作れるようになりますよ」
次回は、ほうれい線解消にオススメの使い方を教わります。
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2022.04.24(日)
文・写真=にらさわあきこ