毎月第2と第4土曜日は一般人でも“競り”に参加できる!

 佐世保市は市町村別漁獲高が全国2位。獲れる魚種は300以上を数え、全国1位だとか。

 佐世保の沖の東シナ海には、水深100~200メートルの大陸棚が張り出し、漁場として好条件。しかも、暖流の対馬海流に乗って、いろんな種類の魚がやってきます。

 佐世保近海に加え、五島列島や平戸沖で操業した船も佐世保に集まってくるので、年間約99万トン以上(2016年)もの漁獲高になるそうです。

 佐世保朝市は日曜以外、毎朝開かれていますが、毎月第2と第4土曜日はスペシャル! 一般人でも“競り(せり)”に参加できます。

 手をあげて、料金を伝えるのは少々勇気が必要だけれど、面白そう。魚のみならず、野菜や水産加工品も出されるそうです。

 今回は競りの日ではなく、残念……。

 そういえば、アメリカ海軍に伝わるレシピが由来という、“佐世保バーガー”も食べていない。名物のレモンステーキって、どんな味? これは、出直してこなきゃ、です。

佐世保

●アクセス 長崎空港からバスで約90分、乗合ジャンボタクシーで約55分


【取材協力】公益財団法人佐世保観光コンベンション協会

https://www.sasebo99.com/

古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。
●オフィシャルサイト https://www.chieko-koseki.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2021.06.19(土)
文・撮影=古関千恵子