山の谷間から湖へ流れ込む
巨大氷河と対面!

 ジュノーでは、「メンデンホール氷河&焼きサーモン」ツアーを選択。

 広さ約3,900平方キロメートルもあるジュノー氷原から流れ出る氷河のひとつ「メンデンホール氷河」は、世界で最も市街地に近い巨大氷河です。

 氷原に蓄積された氷が重力によって下方へと流れ落ち、それらがゆっくりと確実に岩盤を削り、すべてを岩や粉状に砕いて、約20キロ先のメンデンホール湖へと運ぶのだとか。

 山の谷間から、湖へとなだれ込んでいる氷河は大迫力。まるで押し寄せる川の流れを瞬時に氷に変えてしまったようにも見えます。まさしく氷の河。

 ビジターセンター近くの写真撮影にも最適なビギナー向けトレイルのほか、滝や小川の風景を楽しむトレイルもあります。

 氷河の後はお待ちかねの焼きサーモン。森の中の川のほとりでいただくと、サーモンも空気もおいしい!

 スキャグウェイではアラスカン・ハスキーたちの犬ゾリ(夏は車輪付きワゴン)を体験。

 興奮した犬たちの鳴き声が響く中、森林の中をワゴンは走り抜けます。

 木々の緑の息吹がさわやか。生まれたばかりのハスキー犬ともキャンプ内で触れ合えます。

2019.07.27(土)
文・撮影=古関千恵子