100%天然のシーフードが獲れるアラスカの海、アメリカ北西部最大の都市で港から新鮮な魚が揚がるシアトル、こだわりのライフスタイルでグルメを追求する街ポートランド。おいしいシーフードを追って、アメリカ北西部を回ります。

アラスカの地ビールと山盛りのシーフードを堪能

グレーシャー・ブリューハウスで食べたジューシーなキングサーモンは肉厚だ。
アラスカの短い夏を惜しんでか、アンカレジの街角にはきれいな花が植え込まれていた。そしてアラスカと言えばムース(ヘラジカ)。

 アラスカ州は、日本の約4倍の大きさ。アメリカ合衆国の州の中で最大の面積を誇る。まずは、アラスカ州の空の玄関口、アンカレジに向かう。かつてアラスカ鉄道建設の拠点として開けた街で、古くからあるシアターやログキャビン風の建物がどこか懐かしい雰囲気を感じさせる。

 サーモンやマダラ、カニなどアラスカ産の魚介は日本でもおなじみだが、養殖はなくすべてが天然のものだ。海も川も冷たく澄んだきれいな水。そんな水を生かしたおいしい地ビールを出すレストランが「グレーシャー・ブリューハウス」。アメリカ北西部で4番目に大きいビール醸造所を併設していて、出来立てのビールが飲める。

キングクラブは溶かしバターとレモンで。身がぎっしり。

 アラスカの海で獲れたキングサーモンやキングクラブなど極上のシーフードを注文。身がぎっしり詰まったカニの爪、マダラのフライの大きさに驚くも、3人がたらふく食べて飲んで、チップを入れても150ドルに大満足。

マダラのフライにコールスローを添えて。7.5ドルのサンプラー(テイスティング・グラス)を頼めば、ご自慢の地ビール5種類を試せる。

Glacier Brewhouse(グレーシャー・ブリューハウス)
所在地 737 W 5th Ave., Ste. 110, Anchorage, AK 99501
電話番号 +1-907-274-2739
URL  http://www.glacierbrewhouse.com/

2014.12.17(水)
文・撮影=小野アムスデン道子