#177
Endicott Arm & Dawes Glacier
エンディコット・アーム
&ドーズ氷河(アメリカ)
![客船の船首部分にあるオブザベーションラウンジから、フィヨルドの眺めを満喫。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/e/-/img_fe28fcbebd434216e0c016a657d2c8c5534843.jpg)
クルーズのメリットはダイジェストにその地を周遊できること、移動時間も無駄なく楽しめること。
と、思っていましたが、陸からは行くのが大変なところへも、海からならば楽ちんにアプローチできる。しかも地球サイズの絶景を、気軽な装備で体験できる。
そんな新たな気づきに、目からウロコなアラスカクルーズでした。
![リノベーションを経てバージョンアップしたノルウェージャン ジョイ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/-/img_f885d6a36488ae4f9a2cf042934a1d40456365.jpg)
今回、体験したのは客船ノルウェージャン ジョイの、「インサイドパッセージクルーズ『アラスカハイライト』7日間 シアトル発」。
シアトルから乗船して、ケチカン、ジュノー、スキャグウェイとめぐり、カナダのビクトリアを経て帰港するルート。
それぞれの街で、夏のアラスカならではの楽しみが待っています。
寄港地観光ツアーの内容も豊富で、どれにしようか悩んでしまいそう。
![カニ漁船に乗り込み、作業を見学するツアー。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/1/-/img_41fa6f0600a202089e46578885a8cb22299243.jpg)
ケチカンでは、「ベーリング海カニ漁ツアー」をチョイス。
これは『ディスカバリーチャンネル』の人気シリーズ「ベーリング海の一攫千金」で取り上げられた、荒れ狂う海と闘いながらひと儲けを狙うカニ漁の漁場へ行くというもの
カニ漁船「アリューシャン・バラード」号に乗り込み、ベーリング海へ。
![ケチカンの地名の由来、トリンギットインディアンの言葉で「ワシの広げた翼」のとおり、ワシたちが旋回しています。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/d/-/img_ddde8e63638a561c53e58320a51a50e8533677.jpg)
![カニ漁は当たれば一攫千金。日本でいうところのマグロ漁のよう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/6/-/img_6676ab6be4f68c4c4548b0e314606541476675.jpg)
荒波に翻弄されるのかと思いきや、そこは夏のベーリング海。船酔いの心配もない穏やかな海上で、乗組員からカニ漁にまつわる冒険譚を聞き、巨大なカニをもって記念撮影。
カニが食べられる美食ツアーだと思ったのは、どうやら勘違いでした。
2019.07.27(土)
文・撮影=古関千恵子