今後は制服を着ての学園モノにも!

――苦労したシーン、またはお気に入りのシーンを教えてください。

 最初の方で、アスファルトの上に僕が横たわっているシーンがとても難しかったと思います。監督が僕と一緒にアスファルトの上に横になって、いろんな話をしてくれて、とても助かりましたね。それでエネルギーを受けて、上手く撮影できたと思います。そのシーンでスクリーンにタイトルが入るので、もっとも記憶に残りますね。大変だったけど、一番思い出深いシーンだといえます。

――20歳の思い出や、記憶に残っている出来事を教えてください。

 僕は20歳のときはSMエンターテインメントの練習生で、大学に入学する時期でした。足を怪我していたので、学校も練習生も両立するのが、とてもしんどかったです。周りからいろいろ支えてもらって、今があると思いますね。20歳になる前の年、高校3年生からが大変だったかも? 怪我して6カ月、いやほぼ1年間、僕にとっては大変で試練の時期だったと思います。

――今後、どのような役を演じてみたいですか? どんな俳優になるのが目標ですか?

 この映画は、僕にとって初のフィルモグラフィーで、本当に大切な映画です。今後、また映画などに出演する機会があるとしたら、正直僕はどんな役でもいいです。あえて言うなら、学園ものなど、制服を着て仲間たちも出る作品をやってみたいですね。『グローリーデイ』では、仲間と一緒に旅行するシーンをとても楽しく撮影したので、もう一度そのような作品に出演して、いい思い出になる演技をしたいですね。

――日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 とても心に響く映画なので、僕と一緒に感情を共有してください。みなさん期待してくださいね。ありがとうございました。

SUHO(スホ)
1991年5月22日生まれ。韓国・ソウル出身。約7年の練習生期間を経て、12年に「EXO」のリーダー兼リードヴォーカルとしてデビュー。本作ではキム・ジュンミョンとして、映画デビューを果たした。また、ドラマ「総理と私」にも出演している。

『グローリーデイ』
友情第一のヨンビ(ジス)、大学進学はせず軍隊に入ることを決めたサンウ(スホ)、母親の言いなりの浪人生ジゴン(リュ・ジュンヨル)、父親のコネで大学に入ったドゥマン(キム・ヒチャン)。サンウの入隊前に旅に出た彼らは日常から離れ、束の間の自由を謳歌する。
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2016年10月8日(土)より、シネマート新宿ほかにて、全国ロードショー
http://gloryday-movie.com/

2016.10.07(金)
文=くれい響