自身と男らしさが似ているキャラ
――『純情』でのボムシルのキャラクターについて、自分の似ているところ、違うところがあれば教えてください。
私が映画で演じたボムシルというキャラクターは、とても照れ屋で口数は多くないのですが、好きな女性であるヒロインを一途に思い続ける、初志貫徹の男らしさがある、そんなキャラクターです。ボムシルは隣で見ていて、とてももどかしい子です。僕との共通点で言うと、男らしいところは似ていますね。ボムシルの恥ずかしがり屋だったり、照れ屋なところは似ていないと思います。
――劇中、一番お気に入りのシーンを教えてください。
一番お気に入りのシーンは、とても固い絆で結ばれていた友達同士の友情が、あることをきっかけに一瞬で壊れてしまうという場面ですね。そのシーンでの僕の出番は多くありませんが、友達役を演じた方々の演技がとてもリアルで素晴らしくて、心にグッと刺さりました。映像もとてもキレイだったので、一番印象に残っています。
――あなたにとって、初恋とは?
僕が考える初恋……まだはっきりとは分かりませんね。でも、僕の考える初恋の意味は、一番幸せで、一番温かい、そんな感情が感じられるものだと思います。
――夏休みの特別な思い出はありますか?
夏休みに特別な思い出はありません。でも、今回の映画を撮影しながら、劇中の設定が夏休みだったこともあり、本当の夏休みのように満喫できました。撮影がない時にはキャストのみんなと遊びに行って、釣りをしたり、海で泳いだり……。なので、映画の撮影中は思い出が多いですね。
――キム・ソヒョンさんとの印象に残っているシーンは?
2人で撮ったシーンでは、ビニール傘越しにキスをするシーンが最も印象に残っています。劇中では、ボムシルとスオクが最も深い感情を共有するシーンなので。撮影中も、とても心地良かったことを覚えています。
2016.10.07(金)
文=くれい響