精悍さを増した2人が帰ってきた

8月18日に兵役を終えたばかりのチャンミン(左)と、ひと足早く4月に除隊したユンホ(右)。

 東方神起のユンホとチャンミンが約2年ぶりに完全復活を遂げた。2017年8月21日夜、東京・六本木ヒルズ51階のヒルズクラブthe horizon room。ソウル・東京・香港という再始動するそれぞれの地で2人揃って今後の活動を発表したいとの希望から、東方神起の来日記者会見が行われた。

 午前中に韓国ソウルで会見を行い、そのまま日本にやってくるというハードスケジュールながら、多数集まったメディアの前に最高の笑顔で現れた2人。

「みなさん、お久しぶりです。今日、チャンミンと一緒に東方神起です! と挨拶できることが一番嬉しい」(ユンホ)

「僕は社会人に戻ってきて3日目です。カメラのシャッター音にまだ慣れてなくて髪も短いですけど(笑)、みなさんの前に立つことができてすごく気持ちいいです」(チャンミン)

 チャンミンは本人の言葉通り、8月18日に除隊したばかり。ひと足早かったユンホも、4月20日の除隊からまだ4カ月しか経っていない。

 2015年4月、兵役前のラスト公演となった東京ドームでのアンコールで、普段は男気溢れるユンホが号泣し、チャンミンも涙を流してから約2年半。顔立ちも身体もぐっと引き締まって、精悍さを増した2人。互いの言葉にうなずきながら、2人揃っての会見が嬉しくてたまらないようだ。

この日は午前11時からソウルで、午後7時から東京で記者会見を行った。翌日には香港へ向かうというジェットセッターぶりに驚く。

 入隊中の約2年間、別々の生活を送るなかで、互いの存在について考えることも多かったという。

 「自分が嬉しいときや悲しいとき、辛いときに何も言わずに隣にいてくれたチャンミンの存在の大きさ。これが家族なんじゃないかって感じた。2年間で僕も成長したけれど、チャンミンは雰囲気が大人っぽくなった気がする」と話すユンホに、「ただ老けただけじゃないの!?」と突っ込むチャンミン。

 「ユンホはさらに頼もしくなった。家族の中で、頼れる兄貴でいてくれてありがたいなと改めて言いたいです」(チャンミン)。時折見つめ合う2人がイイ感じ。

 今回の会見では、日本のファンが待ちに待った発表があった。

2017.08.22(火)
文=吉田昌佐美