鶏ささみとなすの炒め合わせ丼の作り方

■作り方

(1)鶏ささみはななめに2センチ幅に切る。玉ねぎはスライスしておく。レンチン蒸しなすは1.5センチ幅の輪切りにしておく。

(2)鶏ささみは全体に小麦粉を薄くつけておく。こうすることで、たれに軽いとろみがつく。

(3)フライパンに油をひいて中火にかけ、玉ねぎを炒める。しんなりしたら(2)を加えてさらに炒める。

(4)鶏ささみが全体に白くなったら、醤油、みりん、輪切りにしたなすを加えて全体を軽く炒め合わせる。ごはんにのっけて、できあがり。

 味つけもシンプルにさっぱりと仕上げました。ちょいパンチがほしければ、おろしにんにく少々を醤油とみりんのたれに混ぜてから炒めてください。

 ダイエットしていてもたんぱく質はしっかり、が基本ですね。今回、鶏ささみの量は2本で大体100g。なすを含めて多めにしてある分、私はごはんを半分にして食べています。しかし中高年になるとホント、やせにくくなりますな。

 健康のためにもちょっとここで引き締めておかねば。がんばります!

 今回はごはんに鶏ささみとなすをのっけたわけですが、のっけ、といえば……!

 今月11日に文藝春秋より発売の『のっけて食べる』、料理研究家のしらいのりこさんとの共著です。「のっけて、おいしい」98レシピ、そしてお取り寄せのっけ名品情報、ふたりの対談パートなど、盛りだくさんな一冊となっています。ぜひぜひ、お手に取ってみてください。よろしくお願いいたします!

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター、コラムニスト。「暮らしと食」がメインテーマ。主な著書に、日本各地に暮らす18人のごく日常の鍋とその人生を追った『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)がある。
https://www.instagram.com/hakuo416/

のっけて食べる

ごはんに、パンに、パスタに! 「のっけておいしいレシピ」をフードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」がついに一冊の本に! 365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)

Column

白央篤司の罪悪感撲滅自炊入門

料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。冷凍食品にちょい足しするのも立派な自炊。簡単なことから始めてみませんか?

2024.09.11(水)
文・撮影=白央篤司