料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。

 どんなものであれ、作ろうと思ったそのこと自体が尊い。今晩はひと品、作ってみませんか?


旬のなすをヘルシーに! 「鶏ささみとなすの炒め合わせ丼」

 きょうは「鶏ささみとなすの炒め合わせ丼」、という料理をご紹介します。炒め、ではなく炒め合わせ、というのがポイント。

 というのも私、この夏ちょっと太ってしまいダイエットを始めてるんです。なすって油を吸いやすく、カロリーも高くなりがちなのが悩みどころ。夏から秋にかけてとてもおいしく、値段も手ごろな野菜なので使いたい! でもカロリーはおさえたい!

 よって今回は、レンチンしてから使います。レンチン蒸しなす、やったことありますか? 油を使わないで加熱でき、ふわっと柔らかく仕上がるのが魅力なんです。

 私のレンチン蒸しなすの手順はこちら。

(1)へたと先を落として、皮をしまにむく。

(2)ラップで包み、500Wのレンジに、小さいものは2分20秒ぐらい、大きいものは3分かけます。

(3)とても熱いので注意! そのままおいて、粗熱を取りましょう。

 鶏肉と玉ねぎは炒めておき、醤油だれと一緒にレンチンなすを加えて仕上げよう、というのが今回のレシピ。それではレシピに移りましょう。

■材料(1人分)

・鶏ささみ:2本
・レンチン蒸しなす:小2本
・玉ねぎ:1/6個程度(30g)
・醤油:小さじ2
・みりん:小さじ2
・植物油:小さじ1
・小麦粉:少々
・ごはん:適量

2024.09.11(水)
文・撮影=白央篤司