この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年7月2日)

» きのうのレシピ「アボカドしらす卵とじ丼」


vol.353 白央的サラダ蕎麦

 さっぱりといただけるたんぱく質要員の鶏ささみ、香り豊かなみょうが、ビタミンと彩り担当のパプリカという三部構成のっけの冷たいお蕎麦はいかがでしょう。食欲があまりない日にもおすすめ。

■材料(1人分)

・鶏ささみ(筋なし):1本(70g)
・みょうが:1本(20g)
・パプリカ:20g
・蕎麦:1玉

[A]
・めんつゆ(3倍濃縮):大さじ1と1/2
・水:大さじ3
・醤油:小さじ1
・酢:小さじ1/2
・ラー油:少々

■作り方

(1) 鍋に湯を沸かし、ささみを入れて5分ほど煮る。ざるなどに上げて冷まし、ほぐしておく。みょうがは縦半分に切ってななめ切り、パプリカもななめにスライスしていく。

(2) 蕎麦を袋の表示どおりに加熱し、冷水にとってざるに上げ、水気をしっかり切っておく。

(3) 容器に[A]を入れてよく合わせる。

(4) ボウルに(1)を入れて、[A]から大さじ1をとって加え、全体をよく和える。

(5) (2)に(4)をのっけて、残りの[A]を全体にかける。

 お好みでかいわれ大根、クレソン、刻み海苔などを加えても。辛いのが苦手でしたら、ラー油ではなくごま油を少々加えてください。

 昨日のしらいのりこさんのレシピ、しらす入りでしたね。しらす好きとしては見逃せない。明日もしらすを使った料理のようですよ。お楽しみに!

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.07.02(火)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔