この記事の連載

●気になる使用感は?

 続いては、使用感です。

 今回は、「タンクッションエクラ ルミヌ」と「タンクッションエクラ ナチュレル」を使ってみたわけですが、2つとも、本当に良かったです!

 ポンポンと置いていく塗り方だと、「ムラになるのでは?」と思うじゃないですか。しかし、この2つの場合、潤い成分がとても濃いおかげなのか、肌との「境目」がまったくできなくて、美しく仕上がるのですよ。しかも、薄くつけただけで相当カバーできるので、つける量は少なめでOK。それでいて、隠したいところに重ね塗りをしても、「重ねた感」が出ないので、キレイなベースメイクを手軽にササッと実現できました。

 また、パフが見た目以上に厚みがあって、肌に当てるだけで気持ちがいいうえ、美容成分のおかげか、ポンポンすればするほどどんどん肌が潤っていくので、「永遠にポンポンしていたい」と思ったほど。

 持続力についても、「時間が経つほど潤い感は減るのだろう」と覚悟していたのですが、肌となじむのか、時間の経過とともに潤い感はむしろ増していき、朝つけたファンデが夜になってもよれることなくキレイにキープできていました。もちろん、よれたとしても、簡単に塗り直せるし、重ねてつけても重くならないので、まったく問題ないのですが。

 最後に、2つのタイプの違いと選び方について書くと、「好み」としかいいようがないです。

 私は両方ともピンクオークル10を選び、それぞれを半顔ずつつけて夜まで過ごしてみたのですが、どちらもキープ力も潤い感もとても高かったです。HPでは、「タンクッションエクラ ルミヌ」の説明に「華やぎに満ちたつや肌を実現」と書いてあったので「ルミヌのほうがより潤って、ツヤツヤになるのかな」と思いきや、ナチュレルもツヤツヤ!

 但し、私見ではルミヌのほうがマットに仕上がった印象だったので、「塗った感が高い」というか、「ちゃんとメイクした感がある」とは思いました。そういう点が「華やかさ」という言葉で表されているのかもしれません。

 ちなみに、ファンデの選び方については、クレ・ド・ポー ボーテを扱っている店舗で相談できるほか、公式HPからバーチャルメイクアップを試すこともできますし、自宅にいながらクレ・ド・ポー ボーテ専属パーソナルビューティースペシャリストによるカウンセリングを体験できる「おうちでパーソナルレッスン体験Webカウンセリング」を使う方法もあります。

 ……以上、クッションファンデの上手な使い方をご紹介しました。

 次回は、試してみてよかった「プチプラのクッションファンデ」とクッションファンデで使える評判の「パフ」について、ご紹介します。

にらさわあきこ

文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

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Column

にらさわあきこの日々是実践美容道

 新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。

2024.03.24(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史