「カラダを温める」羊肉の極上品、スプリングラムを堪能!
ワカヌイ ラム キュイジーヌ ジューバン
メニュー名:ラムチョップのグリル、ラムシャンクのクスクス
毎日毎日、寒いですね。朝晩はとくに冷え込みが厳しい~。こういうときはカラダが温まるものを食べましょう。冷えは美容の大敵! 冷えると代謝は下がるわ、血行は悪くなるわ、肌はくすむわ……美容に悪いことずくめです。
カラダが温まる食べ物といえば、日本では鍋料理、中国では羊肉。医食同源の思想が食生活に根付いている中国では、冬に羊を食べるのは当たり前なのだそうです。肉にも「カラダを温める肉」と「冷やす肉」があり、温めるのは羊、冷やすのは豚、馬。これは以前、中医師の先生に薬膳料理の取材をした際に聞いた話ですので、ウソではなくマコトです。そういう観点で改めてみると、北海道でジンギスカンがよく食べられるのも、北京の冬の名物料理が「涮羊肉(羊のしゃぶしゃぶ)」なのも、なんだか納得! 沖縄で豚がよく食べられることにも合点がいきませんか!?
さて、羊に話を戻しますと、羊肉はタンパク質豊富で低脂肪。さらに鉄分の吸収を助けてくれるという、女子の味方です。「独特のにおいが苦手で……」という羊嫌いの方も、ニュージーランド産の羊肉はまったく臭みがありませんので、ぜひ「騙されたと思って食べていただきたい」と思います。
というわけで、冬はニュージーランド産の羊肉を食べに出かけましょう! 私が大好きな一軒は東麻布のグリルレストラン「ワカヌイ」(外部サイト)です。こちらのアミューズとして大人気なのが、炭火でふっくらと焼かれたラムチョップ。このラムチョップときたらジューシーで柔らかくて臭みがなくて、何本でも食べられてしまう美味しさなのです。経営元のアンズコフーズはニュージーランド大手食肉会社の在日法人で、「ワカヌイ」はそのアンテナショップ的な存在ですから、肉の品質はお墨付です。唯一の難点は、人気のため予約が取りにくいことぐらいでしょう。
もっと気軽に行けるお店があればなぁ……と思っていたところ、年明けとともに姉妹店がとうとうオープンしたと聞いたので、早速、伺ってきました。場所は麻布十番2番出口のすぐ近く。大通りに面した1階はバーで、地下がレストラン「ワカヌイ ラム キュイジーヌ ジューバン」です。
<次のページ> 焼き立てのラムチョップ! ほろほろ柔らかいラムシャンク!
2014.01.29(水)