大切なスニーカーの汚れを一掃
「キーン ガラージ ハラジュク」を会場に行われたのは、シューズのメンテナンスです。スニーカーのクリーニングで知られるジェイソンマークのスタッフによるクイックシューズクリーニングのほか、大切なシューズを長く履き続けるための秘訣や修理のアドバイスも受けられました。
クイックシューズクリーニングは、その時に履いているシューズをキレイにしてくれるもので、汚れた箇所がみるみるキレイになっていく様子は感動もの。覚えたテクニックとグッズを使えば、自宅でもメンテナンスができるようになるんです。
破れたダウンジャケットがまた着られるように!
破れてしまったダウンジャケットや防水性ジャケットが次々と持ち込まれたのが「ザ・ノース・フェイス マウンテン」の会場です。こちらの会場では専用のヒートプレス機を使ったリペアパッチ圧着修理によって、破れた穴が塞がって再び着られるように。
メンテナンスが遊び心ひとつでデザインのアクセントに
その際、あえて違う色のリペアパッチを選んで、デザインのアクセントにできるなど、単なる修理にとどまらない遊び心たっぷりのメンテナンスになりました。
ほかにもさまざまな会場で修理やワークショップなどが行われた第2回目の「DO REPAIRS」。3日間を通しての参加者数はなんと約1,000人。多くの学生ボランティアの方もそうですが、モノを大切にするという価値観に共鳴したり、メンテナンスの楽しさに共感する人がこんなにも多いんだと感じました。
今後は春と秋に定期的に行っていく予定とのこと。ほつれたり、壊れたりしたら、直せるかどうか考えてみる。当たり前のことだけどついつい忘れてしまいがちな昨今、大切なものを長く使うということに気づかせてくれるイベント「DO REPAIRS」。
今回参加できなかった方は、次回の開催時にはぜひ修理や補修が必要な服やバッグなどとともに会場に足を運んでみてはいかがですか。
DO REPAIRS
Instagram @do_repairs
2023.10.22(日)
文・撮影=石川博也