奇妙な接点を持つ3人の異母姉妹の物語が描かれる『緑のざわめき』で、松井玲奈演じる主人公の元カレ・宗太郎を演じている草川直弥。
ダンス&ボーカルユニット「ONE N' ONLY」のNAOYAとしても活躍している彼の、グループとして、個人としての足跡をたどる。
●「超特急」メンバーである兄の存在
――幼い頃の夢は?
4歳上の兄(草川拓弥)の影響もあって、幼稚園の年中からサッカーを始めたので、サッカー選手です。当時はロナウジーニョ選手やメッシ選手に憧れていました。
ただ、その後に兄が芸能の仕事を始めたときは、自分もやりたいとは思いませんでした。それだけ、サッカーに夢中になっていたんだと思います。
――その後、ダンス&ボーカルユニット「超特急」のメンバーとなったお兄さんのステージを見て、芸能界に入りたいと思うようになったそうですね。
中学でサッカーをやめて、高校に入ったぐらいに見た「超特急」のライブがきっかけでした。その前にも渋谷で兄と同じ事務所(スターダストプロモーション)の方にスカウトされていたんですが、ライブを見た後にもスターダストの方に声をかけられて……。「これは、もう運命だな!」と思って、事務所に入ることを決めました。
――そして、2016年から活動されていますが、最初は役者志望だったそうですね。
最初のオリエンテーションでお芝居をやったとき、「お芝居楽しいなぁ」と思ったんですが、その一方で、苦手なダンスレッスンもあって……(笑)。僕、リズム感がないんですよ。でも、そのレッスンを習っていた同期でグループを作ることになって、最終的に(アーティスト集団「EBiDAN」の)「EBiSSH」のメンバーなりました。
2023.08.25(金)
文=くれい響
撮影=今井知佑
ヘアメイク:ビューティ★佐口(OFFICE BEAUTY)