こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
長らくのマスク生活で、顔が間延びしてしまいました……。
マスクの弊害話では、よく「ほうれい線」が話題に上りますよね。けれど、私の場合、より深刻なのは鼻が長くなったこと。いえ、実際には長くなったわけではないでしょうが、長く見えるようになったのです。なぜか? 頬の位置が下がったから……。
そこで、美容関係者各位を取材したところ、「指押し」がいいと言われまして、実践しています。ご紹介していきましょう。
鼻が長くなった理由
ハウツーの前に、私の鼻が長く見えるようになった理由から説明しておきましょう。
下のイラストの線なのですが、左右どちらが長いでしょうか?
正解は、「同じ」です。
これは、「錯覚」の話をする時などに出てくる矢印のイラストと同じからくりなのですが、直線に鏃をつけることで、長さが違って感じられるのです。
そしてこれこそが、今の私の鼻の状態なのですよ。
つまり、頬の位置が下がったことにより、鼻が長く見えるようになった……。
これを解消するために美容関係者各位から勧められたのが、「指押し」。文字通り、「指で顔を押す」ことですが、エステティシャンや鍼灸師など複数の方から勧められました。
指で押すと、押した部分の周辺が温まり、休んでいた筋肉が動きやすくなる印象があります。スイッチが押されるとでも言いましょうか。スイッチが押されると、筋肉は上へ前へと活発に動くようになるので、続けると、たるみは確かに改善できそうな気がします。
まずは、勧められた「小鼻横」から始めました。
実は、小鼻横にはツボがあり、刺激することでたるみ解消が期待できるとされています。
以前、ご紹介した綿棒美容の回でも、小鼻の横は「押すべき」場所として推奨されていました。
とはいえ、小鼻横を押すだけでは、私の膨大なたるみ体積を支える筋肉に十分働きかけられる気がしなかったので、綿棒美容の回でもお世話になった人気鍼灸治療院「HARI-UP(ハリアップ)」の広報で鍼灸師の原一恵さんに、そのほかのオススメの場所を教わりました。
2023.07.30(日)
文・撮影=にらさわあきこ