こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
エイジング世代の悩みと言えば、“全体的に下がること”ですよね。
顔はもちろん、バストも下がるのに、痩せたというわけではない。その証拠にお腹周りはふくよかになる一方……。
私はこの問題に長らく取り組んできたのですが、先日、「逆立ち」をアレンジするのはどうかと思いつきました。名付けて、「ハーフ逆立ち」! ご紹介していきましょう。
逆立ちができない人も簡単!
「ハーフ逆立ち」とは、私が考案した逆立ちのいわば簡易版。
足を床から離さずに、上半身だけで逆立ちと同じ形状に「近づくこと」を目指すものです。
逆立ちができないので編み出した策ですが、案外本家の逆立ちよりもメリットが大きいと思ったりもします。
ではどんなメリットがあるのか。
本家の逆立ちから確認していきましょう。
逆立ちは、健康維持の観点から広く勧められています。
普段使わない筋肉を使うので筋トレになるのはもちろん、胃下垂をはじめとする内臓下垂の予防・解消や、骨盤・背骨などの位置矯正・補整、さらには血流アップなどにも効果があるとされています。
アンチエイジング的な意味で言うと、私は顔が下がってきているのを日々体感しているのですが、ある時、美容関係者から、「デコルテから上は、どんなに頑張っても肉がつきづらい」と言われました。ふっくらさせたいと願っても、「一度失うと取り戻せない」とか……。
しかしそれでも「食い止めることはできる」という声も多くあり、有効策は「筋肉の力」。
筋肉を活性化させて、「下がる」力に対抗するのです。
そこで逆立ちです。
「下がる力」にいかにも対抗するような形になるわけですから、イメージ的には顔が上がりそうです。
2023.03.05(日)
文・写真=にらさわあきこ