この記事の連載

 こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 皆さまは、目の下のクマをどうしていますか?

 私は去年12月に例の感染をしたのですが、結果、激やせして目周りの脂肪がごっそり落ちてしまいました。そして体重が戻った今も、目周りは凹んだまま……。

 そこで、「凹みとクマを何とかしたい!」とカバーできるコスメを探したところ、「ベアミネラルのアイジェルがいい」という美容関係者からの声を多数キャッチ。試したら確かに良かったので、使い方を教わってきました。


ケアアイテムも兼ねている

 試したのは、ベアミネラルの「CR アイカバー ジェル SPF25」。

 この商品のいいところは、コンシーラー兼アイクリームなこと。

 普通のコスメだとお肌へのダメージを気にしなければなりませんが、こちらは塗るとクマがカバーされるだけでなくて、お肌をケアしてくれるのです。ありがたい!

CR アイカバー ジェル SPF25 ライト バンブー

https://www.bareminerals.jp/item/BE41702404101

 色は5色。

 どう選んで、どう使えばいいのか。ベアミネラルのPR・武者涼子さんに、リモートで教わりました。

「本アイテムはアイクリームを兼ねているので、基本的には普通のアイクリームを塗る時のように、目の周りに塗り込むようにして使っていただけます。また、今回のにらさわさんのようにクマをカバーしたい場合は、クマの種類によってオススメしたい選び方があります」(武者さん、以下・同)

「凹みなどで“影クマ”ができたお顔には、肌色よりも少し明るめの色を選び、凹んだ部分や影になっている部分にハイライトとして入れていただくと、凹み部分がふっくら見えて、クマがカバーできます。一方、色素沈着の茶クマや血行不良の青クマ等の“色クマ”をカバーしたい場合には、肌色よりも暗め、かつ濃いめの色を使っていただくと、肌になじんで色がカバーされやすくなります。どちらもみずみずしい仕上がりで補整するので、コンシーラーでカバーしているように見えない、自然で健康的な目元を演出できますよ」

 実際に2つの方法を教わっていきましょう。

 なお、私の肌にオススメの色は、武者さんに選んでいただきました。

カバー方法によって使い分ける

 まずは「フェア オパール」を使って、影クマをカバーする方法から。

 なお、武者さんに「ノーメイクの方がわかりやすい」と言われたのでノーメイクで挑みましたが、流石に難が多いため、写真は補整しています(すみません)。

「にらさわさんの肌色ですと、フェア オパールがハイライトのように少し明るくなるのでオススメです。お肌をふっくらと見せて影をカバーするように、眼窩(眼球が入っている骨の凹み・くぼみ)の影の下に横長に伸ばしていきましょう」

 上左写真のピンクで囲った部分に塗り込むように、下まぶたに3カ所、上まぶた1カ所に、アイジェルを置いていきます。

 ここで、大きな注意点がひとつ。

 量です!

 使ってわかったのですが、このアイジェル、とても伸びがいいのですよ。

 よって、一度に塗り込む分量は思っている以上に少量がオススメ。

 オススメというよりも、まずは超少量で試していただきたい!

 というのもコスメレビューサイトで見たのですが、「ジェルが乾いたときにぽろぽろ落ちる」という声が結構多かったのですよね。でも、実際に使ってみて、「一度に使う量が多かったからでは?」と思いました。

 それほどにものすごく伸び、カバー力が高いんです。

「このアイテムはスフレのようなジェルなので大変伸びが良く、ゴマ1粒程度でもかなり伸びます。スキンケアの時と同じように、まず少量をなじませてから重ねていくのがうまくつけるコツです」

 量をコントロールするために、私はブラシを使いました。

 超少量をブラシに取って、塗る場所にちょんちょんと「点」で置いていきます。その後、スキンケアをする時と同じように、優しく馴染ませるようにして皮膚に入れ込んでいきます。

「足りなければ、一度肌になじませた後でさらに重ねていきましょう」

 一度にカバーしようと思わずに何度も行うのが、このアイテム攻略のコツです。

2023.02.19(日)
文・写真=にらさわあきこ