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こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
前回から、乾燥する今の時期にオススメのボディクリームと塗り方をご紹介しています。
今回は、重めに感じるクリームの攻略法についてです。ちょっとしたコツで肌の様子がかなり変わります!
浸透するまでマッサージする
私は、普段は一般的なボディクリームを使っているのですが、かかとが固くなってきたり、ひじやひざにかさつきを感じるなどダメージが強くなってきた時には、ユースキンのアイテムをプラスします。

ユースキンは、指定医薬部外品であることや、実際に使って修復力を感じたことなどから、1年を通して数種類常備しています。

ちなみに、「指定医薬部外品」とは聞きなれない言葉だったので今回調べてみたところ、「以前は医薬品だったものが規制緩和により医薬部外品に移行されたもののこと」で、しもやけ・あかぎれ用薬やうがい薬などがこれに分類されているようでした。
……あかぎれ!
実は私がユースキンを多用するようになったのは、コロナ禍でハンドケア用にクリームを数種類試したことがきっかけです。
ひんぱんになった手洗いとアルコール消毒により指先がひび割れてしまった時に使ったら、見事に回復したので感動したのです。
当時の記事はこちらです
» 手洗いや消毒による手荒れ解消の極意 ハンドケアの決め手はクリームの量
その時、コラムにも書いたのですが、ケアしたい場合のクリーム使いのコツは、「量をたっぷり使うこと」と「マッサージをすること」。
ハンドケアをする場合なら、量は両手分で人差し指の関節一個分強が目安です。

思っているよりも多いので、塗ってすぐはヌメヌメしますし、肌に色も残ります。
しかし、くじけずに塗り込んでいると、2~3分後にはクリームが肌に吸収されて、しっとりつやつやになっているのです。

この経験をしてから、私は重めのクリームに出会ったら、吸収されるまでの時間を「マッサージタイム」ととらえて、ていねいに塗り込むようになりました。
ユースキンの場合だと、普通に伸ばすだけでは白く残ってしまいますし、少し塗り広げる程度では一層白くなります。

しかし2~3分間我慢してマッサージをするようにていねいに塗り込んでいくと、クリームがすっかり吸収されて、その後ツヤ肌が出現します。

この意識を全身ケアにも応用し、ボディクリームが浸透するまでしっかりマッサージをすると、全身がつややかになっていくので、ぜひ試してみてほしいです。
2023.02.05(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=平松市聖