実はこの春、日本へ戻ってきました。1週間で入学準備をし、長男は日本で小学1年生になりました。楽しそうに通学する姿を見て、ホッとしています。

長男のキンダーの最終日、クラスメートでハドソン川沿いの公園でピクニックをした時の一枚。左の二人が仲良しのママです

 長男の夏休みを利用して4カ月ぶりにNYへ。もっと懐かしく感じると思っていたのに、普通に日常が流れています。考えていた以上に、NYは私たち母子に根付いていました。東京産れの私にとって、NYは東京以外で初めて暮らした街。第二の故郷が出来た気がしています。そう思えるのも、素敵な出会いに恵まれたからだと思います。友達が誰一人いない家族3人での渡米でした。親しくなった人のほとんどが、息子を通して出会っています。「ママ友は友達ではない」と言われることもあるけれど、私にとっては大切な友達です。日本同様、NYでもママ友に助けられることがいっぱいありました。人に支えられて生きているのだなと日本以上に感じた日々でもありました。

 Pre-Kで仲良くなったママ友は産まれも育ちもNY。娘さんがキンダーから私立へ行ってしまいましたが、それからも子どもが学校へ行っている間にランチをしたり、美術館へ行ったり。彼女から「育児以外に自分のための時間を作らないと! あなたの人生を充実させてこそよ」とよく言われました(この言葉は数人から言われています)。

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2013.08.27(火)