ゲゲゲの原画! 水木しげるによる現代の妖怪画

 そして展示の最後を飾るのは、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの水木しげる氏の作品だ。妖怪原画集『妖鬼化(ムジャラ)』全12巻(株式会社ソフトガレージ発行)から選ばれた、日本の妖怪と鬼太郎の原画25点を見れば、現代のマンガもまた、怪異な存在を巡る豊かなイマジネーションの歴史と繋がっていることが実感できるはずだ。

水木しげる画 「鳥取境港でくつろぐ鬼太郎ファミリー」 昭和58年(1983) 水木プロ所蔵(会期全日展示) (C) 水木プロ

大妖怪展 ─―鬼と妖怪そしてゲゲゲ―─
URL www.mitsui-museum.jp
会場 三井記念美術館
会期 2013年7月6日(土)~9月1日(日)
休館日 月曜日 ※8月12日(月)は開館
開館時間 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
料金 一般1200円ほか
電話番号 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

橋本麻里

橋本麻里 (はしもと まり)
日本美術を主な領域とするライター、エディター。明治学院大学非常勤講師(日本美術史)。近著に幻冬舎新書『日本の国宝100』。共著に『恋する春画』(とんぼの本、新潮社)。

Column

橋本麻里の「この美術展を見逃すな!」

古今東西の仏像、茶道具から、油絵、写真、マンガまで。ライターの橋本麻里さんが女子的目線で選んだ必見の美術展を愛情いっぱいで紹介します。 「なるほど、そういうことだったのか!」「面白い!」と行きたくなること請け合いです。

2013.07.27(土)