●「CHANEL TRY ON」の精度が驚愕レベル！
レクチャーを受けに行く前に、まずはウェブでシャネル オンライン ブティックを覗きました。
すると、ここで滅茶苦茶使えるサービスを発見！
ヴァーチャル メークアップ「CHANEL TRY ON」(以下、トライオン)という、文字通りヴァーチャルでメイクを試せるサービスですが、これがとても秀逸だったのです。
実際の商品を自分の顔に試したイメージを見ることができ、現在発売中のアイテムが試せます。
早速試してみました。
探し方は、イメージで探していく方法と、具体的なラインから探していく方法があります。
私は何も知らずに試したので、まずは上記画面から「スタートする」ボタンを押してみました。
すると、こんな画面になりました。
リアルです！
質感と言い、「塗っている感」といい、本当にリップを塗っているようにしか見えません。
しかも、丸の「色」を変えると、紹介される商品情報が変わり、唇に塗っているリップの色も変わります。
表情を思い切り変えても、唇を開け閉めしても、リップがしっかりついてきてくれるし、切り替わるスピードも速いし、精度がとにかく高いのです。
楽しい！
とても簡単で面白いので、ポンポンとたくさん試したくなります。
その後、画像下に「絞り込む」という文言があることに気づいたので押してみると、「質感」からも探せるとわかりました。
5つの中から選べたので、まずは一番右の「マット」を押してみました。
すると、画面右にオススメされるアイテムが出てきたのですが、この「オススメアイテム」が「選んだ質感」によって本当に変わるのかと思い、絞り込みを「マット」から「グロッシー」に変えてみました。
その結果、本当にマットを押した時とは別のアイテムが出てきました。……賢い！
この段階から、さらに「色」を選べます。
「グロッシー」→「商品出る」→「色選ぶ」→「商品変わる(可能性あり)」という流れです。
オススメされたアイテムを顔に試した様子は、顔写真をクリックすると見ることができます。
一方、お目当ての商品がある場合は、オンラインストアの商品ラインページから「商品名」を指定して(探して)から、試すことができるよう。
例えば、今年2021年4月に新発売された人気ライン「ルージュ ココ ブルーム」のページ画面を出してみるとーー
ここから「色をためす」ボタンを押して、好みの色を探します。
PCからのチェックでは、先ほどの選び方の画面とは配置が変わるようでした。
その結果、やけにすました表情になり、似合う赤が先ほどとは少し変化した気がしました。
「ゴージャス系もイケる！」といいますか。
そこで、この感想の流れから、髪を結わえたり、アクセサリーを変えたりもしてみました。
……楽しい！(2回目)
ここで思ったのですが、たくさんの赤を試すと、赤い色に慣れるせいもあるのか、赤リップを塗った自分が自然に見られるようになってきます。すると、自分に似合う赤がわかってくる！
商品の色を見ただけで判断して「似合わない」と思った色でも、顔に試した様子を少し客観的に見てみると、案外「似合う」と思えたり、合わせ方を工夫すると「似合う」と感じるようになるのかも。
そう考えると、ヴァーチャルでいろいろ試せるのは単に便利と言うだけでなく、「違う自分」や「新しい魅力」を発見する力になるのかもしれないとすら感じました。
ちなみに、先ほどのグロスも、洋服と髪型を変えて試しています。
ヴァーチャルだと、メイクオフしないでいろいろ試すことができるので、様々な衣装や表情でたくさんのリップを試せるのも利点だと思いました。
ということで、何らかの流れでこのコラムにたどり着いた方には、「まずはトライオンを試してみて」と強く主張したいです。とにかく、面白いですから！
次回は、いよいよ実際のアイテムに触れていきます。
普段使いにもゴージャスにもなる使い勝手のいいラインを試しながら、唇で試せない今の時代にオススメの選び方についてのレクチャーもしていただくので、こうご期待です！
にらさわあきこ
文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単＆ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ：@akiko_nirasawa_beauty、ブログ：『美活☆365日 簡単＆ラク～に綺麗になろう！』
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2021.12.19(日)
文＝にらさわあきこ
商品撮影＝釜谷洋史
