![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/b/1280wm/img_bb7d7ffbdb1404f818cb9bc46fee804f47353.jpg)
こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
年末年始を前にして、リップを新調したい今、華やかさを演出してくれる赤いリップを探して、前回からシャネルをチェックしています。
前回は、ヴァーチャル メークアップ「CHANEL TRY ON」(以下、トライオン)というサービスを試しました。
今回は、実際の人気アイテムに触れていきます。
●人気の「ルージュ ココ」ラインに挑戦
![シャネルにお邪魔して試してきました。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/0/1280wm/img_303853d0276b4dc34c86411ca8f4024e85873.jpg)
シャネルのリップには、現在およそ15種類のラインがあり、色は200色あまりもあるそう! その中で、赤系は全部で約50色。
それぞれの特徴は、マットかつやか、発色はどうか、ゴージャスかナチュラルか、など。
多彩に展開する赤リップの中から、「似合う一色」をどう選べばいいのか?
PRの方にお伺いすると、
「どういう風に見せたいか、どういうイメージを作りたいかで選んでいくのはいかがでしょう?」とご提案いただきました。
![シャネルリップの赤系約50色全部をご用意いただきました。壮観!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/b/1280wm/img_6b1167aa14c6b1eec41ae5203624a21183304.jpg)
実際の店舗でも、イメージを伝えてスタッフの方に相談しながら選んでいくことは多いそう。
そこで、今回は「普段使いにカジュアルに使用し、取材時などにくすんで見えないようにする1本」と、「年末年始の華やかな場に使える1本」を選びたいと伝えました。
![「ルージュ ココ フラッシュ」(ゴールド)と「ルージュ ココ ブルーム」(シルバー)の赤系リップ計10本(ともに各1本4,730円)。左から「ルージュ ココ フラッシュ 68、70、78、86、91、92」、「ルージュ ココ ブルーム 136、138、140、144」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/b/1280wm/img_bb7d7ffbdb1404f818cb9bc46fee804f47353.jpg)
すると、普段使い用に、まずご提案いただいたのは、「ルージュ ココ フラッシュ」と「ルージュ ココ ブルーム」。
2つとも、ツヤ感を長時間キープしてくれるのに発色も良いと評判の人気ラインです。
この中から、さらに色を絞り込んでいきます。
色を選んでいただくにあたって、私から伝えたのは、「控えめながら、華やかさをプラスしたい」ということ。私は唇にコンプレックスがあるので、唇を目立たせたくないのです。なので、「ザ・赤」では困ると思いつつも、「全体的な明るさはアップしたい」というわがままオーダーです。
すると、選んでいただいたのが、「ルージュ ココ フラッシュ 70」と、「同 78」そして、「ルージュ ココ ブルーム 144」です。
![左から「ルージュ ココ フラッシュ 70」「同 78」「ルージュ ココ ブルーム 144」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/1280wm/img_392e7a30d669568feb7791d408f1b36135011.jpg)
「顔からあまり浮き上がらない地味な色」も希望した結果、少し茶系統で落ち着きのある色も交えてもらいました。
ちなみにこの中の「ルージュ ココ ブルーム 144」は、前回ご紹介した「トライオン」というサービスでも試していたので、気になった方は前回記事と照らし合わせてみてください。
では、手の甲で試していきましょう。
![手の甲に塗ってみました(左から、「ルージュ ココ フラッシュ 78」「同 70」「ルージュ ココ ブルーム 144」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/0/1280wm/img_90e9bca98985748f337fea43bfd7589953012.jpg)
試すにあたって、いただいたアドバイスが2つ。
店舗などでも手で試す時は、塗った後にティッシュを置いてみると、「色味が落ち着いて、実際に塗った感じに近づく」そう。
もう一つ、今回のラインについては、「リップを大胆に塗ってみて」というのです。
![ぐりぐりと大胆に塗ってみました。柔らかくてびっくりです。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/1280wm/img_460d2eed7d57ba88a6350ec9ffd341bd61084.jpg)
そこで、思い切ってぐりぐりと大胆に塗ってみると、リップがとても柔らかくてびっくり。
この瞬間、赤リップに対する私の中の「心の壁」が大きく取り払われました。
というのも、この時の感触のおかげで自分でもやっとわかったのですが、私が赤いリップに抵抗があったのは、「似合わない」「唇を目立たせたくない」という思いにプラスして、「扱いにくいんじゃないか」というプレッシャーがあったからなのかもしれないのです。
イメージなのですが、赤って濃い色なだけになんとなく、「マットで固い」印象があり、「丁寧に筆で取って塗らないとマズい」=「面倒そう」「下手なのでミスが目立ちそう」という思いが無意識にあったのかも……。
しかし、今回の「ルージュ ココ フラッシュ」と「ルージュ ココ ブルーム」に関しては、柔らくて扱いやすいうえ、大胆に塗ってもキレイに発色して、私が適当に塗っただけでも、美しく仕上がってくれたのです。なんとありがたいラインなのでしょう! リップを選ぶのって大事だなと改めて思いました。
![実際に塗るとこんな感じです。柔らかさが伝わりますでしょうか? しかもツヤッツヤ!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/c/1280wm/img_2c0804a91dd685cef487e6e21de847d229492.jpg)
写真では筆を使っていますが、リップを直接唇に塗ってもカッコよく決まったので、私のような不器用人間にとっては本当にありがたく、人気の理由がわかった気がしました。
![最終的に選んだ「ルージュ ココ フラッシュ 78」。つややかで唇がふっくら可愛く見えました。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/2/1280wm/img_4255ad188de9c85e6b64b3ae4d7ff0c118997.jpg)
ちなみに、3色試した中で、私に一番似合ったと思えたのは、ビビッドな赤でした。
試す前は、「ビビッドなんてとんでもない」と避けていたのですが、いろんな色を試すと、自分に似合う色がわかるものだと、とても発見になりました。
2021.12.26(日)
文=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史