翻訳オファーが相次ぎ、世界28カ国で刊行されている、『満月珈琲店の星詠み』。三毛猫のマスターと星遣いの猫たちが、満月の夜に気まぐれに現れるトレーラーカフェで、とっておきのスイーツやフード、ドリンクを提供し、迷い悩む人にそっと寄り添う同作は、シリーズ累計60万部に達する大人気作品です。
作者の望月麻衣さんは、2025年、イギリスでもっとも伝統ある文学祭「チェルトナム文学祭」にも招待されました。
「作家になりたい」「海外でサイン会がしたい」という夢を次々と叶える望月さんですが、最初から占星術を信じていたわけでも、願いがはっきり見えていたわけでもなかったといいます。占星術と夢の叶え方には、どのような関係性があるのでしょうか。
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作家になる夢を後押ししてくれた占星術
――占星術を学び始めたきっかけから教えてください。
いちばんの理由は、自分の運を良くしたかったからです。
まだ「ケータイ小説」と呼ばれていたウェブ小説を書いていた頃、文学賞の最終選考までは残るのに、最後の一歩で落ちてしまうことが何度も続いていました。
落ち込んでいたところ、ある人から「最終選考に残るなら、あとは、審査員の好みや運の問題だよ」と言われ、「それなら運を良くしよう」と開運系のブログを読み始めるなかで、占星術に出会いました。
最初は面白そうだから試してみよう、くらいの感覚で始めたのですが、満月の日に作品を公開して新月の日に完結させたりするなど、太陽の星座に合わせて自分の行動を変えていったところ、めきめきと運がよくなったのです。2013年には電子書籍大賞を受賞し、夢だった作家になることができました。
そこから占星術をちゃんと勉強してみたいと思うようになり、自分でも占星術を勉強し始めました。最初は独学でしたが、その後教室にも通い始め、本格的に占星術を学ぶようになりました。
