さだまさしソロ活動50周年、だけではない!?

 さだまさしさんが、今年でソロ活動500周年だ。おっと違う違う、50周年だ。さださんほど「生まれる前から曲を聴いていた」感がある歌手はなかなかいない。「案山子」なんて前世から知ってる気がするもの。

 50年前、さださんの1976年はまさに激動の1年だった。1973年グレープというフォークデュオでデビューし、人気絶頂の1976年4月に解散(※2023年から本格的に再始動)。そこから半年の休養を経て、同年11月にソロデビュー。まさに人生のターニングポイントだったのだ。

 一時は歌手以外の職業を考えたそうだが、周囲に全力で止められたおかげで、今では日本全国誰もが知っているレジェンドアーティストだ。

  特に、50歳以上の方に「さだまさしさん好き?」と聞くと、「さださんね……」と、空を見て、微笑みを浮かべる人の多いことよ――。必ず、独特のシンキングタイムが入るのだ。多分、脳内で、様々な楽曲が流れているのだろう。とにかく、やたら人を遠い目にする魔力の持ち主。それがさだまさしなのである。

 さだ楽曲を好きな人はもちろん、苦手な人もその1曲1曲の思い入れが底なし沼のように深い、というのが興味深い。「さだまさしとは、さだまさしの楽曲とはなんぞや」とトコトン専門的に掘り下げたくなる猛者も多く、なんと、全国各地の大学には「さだ研」と呼ばれる研究会まで存在する。さらには近年、シニア男性を中心に新規ファンクラブ入会が増えているというではないか。

 なるほど……。これは心してかからねばならない。まずは現地調査に行かねば――。

 ということで、私は7月19日、太陽が照り付ける中、コンサートツアー2026「神さまの言うとおり」に参戦すべく、大阪フェスティバルホールに向かった。

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