星野リゾートが運営する軽井沢の日帰り温泉「星野温泉 トンボの湯」は、2026年7月1日から9月6日まで、涼体験プログラム「トンボの足水浴」を開催しています。今年で2年目となる同プログラムでは、天然ヒノキ材を使用した足水桶に新設・刷新。入場は無料で、予約も不要です。
約13℃の湧水を足元に感じる、森の中の涼体験
「トンボの足水浴」の舞台となるのは、トンボの湯横に広がる「カラマツの丘」。ここに設置された足水桶に、隣接する国設「野鳥の森」から引き込んだ湧水が常時かけ流しになっています。
この湧水は、浅間山麓の地層で長い年月をかけて濾過された天然水。年間を通じて水温は約13℃に保たれており、肌の冷感センサー(TRPM8)を適度に刺激することで、爽快感を引き出す温度とされています。氷水のような強い刺激とは異なり、血管を通じて全身の火照りをじっくりと鎮めてくれる、ちょうどよい冷たさです。
※「冷感センサー(TRPM8)」とは、2021年のノーベル生理学・医学賞の受賞対象にもなった温度感知受容体のひとつです。
ヒノキの香りと「1/fゆらぎ」に包まれる空間へ
今年の大きな変更点は、足水桶のリニューアルです。全長約6mの広々とした造りで、最大18名が同時に浸かれる開放的な空間となりました。素材には、トンボの湯の内装とも共通するヒノキ材を採用。肌に触れる柔らかな質感とともに、ヒノキの清々しい香りが漂います。
水のせせらぎや木漏れ日が生み出すリズムは、「1/fゆらぎ」と呼ばれるものです。これは、自然界の音や動きに見られる「規則的」と「不規則」が調和した心地よいリズムのことで、人がリラックスしやすいとされています。木々に囲まれた軽井沢の森の中で、そのゆらぎを全身で受け取る体験が、このプログラムの核心にあります。
足を涼めた後は「森林ソーダ」で森の香りを味わう
足水浴の後には、隣接する「カフェ ハングリースポット」で販売されているノンアルコールカクテル「森林ソーダ」(750円・税込)もおすすめです。軽井沢にも自生するカラマツ・アカマツ・モミ・アブラチャン・ヒノキの5種の木から抽出した蒸留水を使用しており、炭酸とともに樹木の清々しい香りが立ち上がる一杯です。視覚・触覚・嗅覚に続いて、味覚でも森を楽しめる構成となっています。
大正時代から続く源泉かけ流しの日帰り湯
「星野温泉 トンボの湯」は、大正4年(1915年)に開湯した歴史ある温泉施設です。与謝野晶子や北原白秋など、多くの文人墨客にも愛されてきた源泉かけ流しの日帰り湯で、古くから「美肌の湯」として親しまれています。
軽井沢は標高約1,000mに位置し、盛夏の平均気温は22.7℃(気象庁ホームページより、2025年8月の軽井沢平均気温)という清涼な避暑地。1886年にカナダ人宣教師のA.C.ショーが「屋根のない病院」と称えて以来、皇族や文人にも愛されてきた土地です。そんな軽井沢ならではの自然の恵みを、足元から全身で体感できるのがこのプログラムの魅力といえます。
「トンボの足水浴」
- 期間: 2026年7月1日(火)〜9月6日(日)
- 時間: 10:00〜17:00
- 料金: 入場無料 / 森林ソーダ 750円(税込)
- 予約: 不要
- 場所: 星野温泉 トンボの湯前「カラマツの丘」(長野県軽井沢町星野)
星野温泉 トンボの湯
- 所在地: 〒389-0194 長野県軽井沢町星野
- 電話: 0267-44-3580
- 営業時間: 10:00〜22:00(最終受付 21:15)
- 料金: 大人 1,350円、子供 800円(3才〜小学生)/入湯税・消費税込み
- アクセス: JR北陸新幹線・軽井沢駅から車で約15分
- 公式サイト: https://www.hoshino-area.jp/tombo-no-yu/
