蠍座

10月24日~11月21日生まれ

“There is no place like home.”
「我が家にまさる所なし」


 全世界が未曽有の感染症と戦った2020年が終わり、新しい年が始まろうとしています。2021年を迎えたら、蠍座のあなたにはまずやってほしいことがあります。

 前年を振り返り、心に引っかかっている“何か”を意識して、それを取り除いて欲しいのです。それはまるで喉に引っかかった小骨のようなもの。いつかは自然に取れるかもしれませんが、早く取り除くに越したことはありません。

 仕事や人間関係で白黒はっきりさせたほうがよいのに、その決断をする勇気が出ないことはありませんか? 他人から見たら「えっ、そんな些細な事、さっさとやっちゃえばいいのに」というようなことが、蠍座にとっては重要案件だったりするからです。

 何も行動で示す必要はなく、心の中でその案件と決別すると決めるだけでよいのです。あなたが経験した挫折や悔しさは、あなたが何かのために努力した証拠です。気持ちも新たに新年を始めましょう。

 2021年になってもコロナ禍は続きます。だからこそ「家」で過ごす時間を充実させて欲しいのです。既に在宅勤務を経験した人もいるでしょう。2021年は、「家」を仕事場、愛の巣、リラックススペース、さらには夢を生み出す場所へと進化させてください。

 現在の住まいではそれが叶えられそうもないという人は、Uターンや地方移住なども可能性のひとつです。また引越や本格的なリフォームもおすすめです。実は“ちゃんと休養を取る”というのも、新年の隠れたテーマです。

 何かにハマると寝食を忘れて、というパターンになりやすい蠍座。仕事でもひとりで抱え込まず、もっと人に任せてもよいのでは。さて5月中旬から1カ月間は活発な幸運期(恋愛にも期待!)がやってきます。今から旅やイベントなどを計画しておくとよいかもしれません。

◆起こすべきアクション

GWまでに、ゆっくり時間をかけて家の模様替えを。特に寝室のライトと1番多く過ごす場所に置く椅子は、妥協せずに探すこと。週末毎に、北欧、イギリスやフランスの輸入家具などを見て回るも楽しいものです。

◆2021年のラッキーデー

11/5

2021.01.01(金)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE

CREA 2021年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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思いもかけない日々となった2020年。いつもと違う毎日のなかで新しい習慣ともなんとか付き合ったり、戸惑うこともあったと思います。思い通りに会えない日々が続いても、贈りものという形で気持ちを届けたい――。誰もが頑張った一年と、新しい明日に贈る、感謝とご褒美、ときどきエール。いろいろな想いをギフトにして届けます。