蟹座
6月22日~7月22日生まれ
“It is not length of life, but depth of life.”
「重要なのは人生の長さではない。人生の深さだ」
約2年に渡り蟹座に無言の圧力をかけていた土星が、12月下旬に去りました。この土星はあなたに妙な功名心や野心をもたらしてきたので、「人からどう見えるか」が気になり、「仕事で成果を上げなくては」と頑張り過ぎたかもしれません。
2021年の幕開けは厳かです。心が静まり、「希望に満ちた1年にしたい」という気持ちが沸き上がります。さて2021年は「深く生きる」をモットーにしたい年です。
このメッセージはアメリカの思想家が残した言葉です。たとえば仕事での評価が少し下がってもいい。それよりも人生を充実させてくれる趣味やテーマを探して、深掘りして欲しいのです。物事の表面をさらりとではなく、真面目に探究的にひとつのことを掘り下げることで、見えてくる景色があるはずです。
人間関係でも「安易に人と群れない」を心に留めておきたい年。人づき合いに翻弄されるより、ひとりで過ごす珠玉の時間を選んでください。
健康面では前年の疲れが心身に残りそうな年です。コロナ禍でのライフスタイルの変化が、肉体に及ぼした影響を想像してみると、真面目にダイエットや筋トレなどに励みたくなるはずです。また婦人科系の不調を感じたら、早めに専門医に相談を。
カップルの人は、小さな秘密が2人の間の距離を広げてしまいます。濃密に溶け合う時間が、再びお互いの距離を埋めてくれるでしょう。さらりと軽い恋愛とは無縁な1年です。シングルの人、「この人をもっと深く知りたい」という相手が現れたら、簡単にあきらめてはいけません。
さて5/14から約1カ月は、木星が水瓶座から魚座へと移動する幸運期です。そこで出会う人、起こる出来事はこの先の未来へとつながります。この期間を仕事三昧でムダにしないように、今から計画を立てておきましょう。
◆起こすべきアクション
2021年は、コスメもファッションも、ひとつのブランドを深追いしてみる。シーズン毎のコレクションを追いかけて、そのブランドの世界観を体現するのが狙い。これはあなたの中に確固とした個性を築くレッスンです。
◆2021年のラッキーデー
7/10
2021.01.01(金)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE