双子座

5月21日~6月21日生まれ

“Actions speak louder than words.”
「行動は言葉よりも雄弁です」


  2020年は未曽有の感染症にだれもが翻弄されて、双子座のあなたも“自分らしさ”を発揮できない年だったのでは。それでも年末に時代を牽引する木星と土星が水瓶座に移動すると、これらの惑星を味方につけることができます。

 このことわざは時代、そして文化圏を超えてよく引用されます。好奇心が旺盛な双子座は、「知ること」には貪欲ですが、ともすれば頭でっかちになりがち。

 アフターコロナ時代を生き抜くための知恵や技術を身につけるために、2021年は実際に動いて、体験して欲しいのです。

 海外渡航には引き続き規制がありそうですが、世界と自分をつなぐ試みには星の恵みがあります。たとえばインバウンド需要が復活した際に役立つモノやアイデア、またシステム作りを考えてみるのもよいでしょう。

 そして折にふれ、日帰りでもよいので旅に出てみる。旅はあなたをリフレッシュさせ、再生させてくれます。見知らぬ街を散策し、美味しいものを食べると、今の自分を支えてくれるものに感謝の気持ちが芽生えます。

 双子座の中には、「ついあれこれ手を出してしまうけど、自分にはコレ! といった専門性がない」とコンプレックスを抱く人もいます。

 2021年は、一般職から専門職や技術職への転身を計画するのもあり。知識を蓄え技術を磨くことで、“新しい仕事のカタチ”が見えてくるかもしれません。

 ある危機的状況を一緒に乗り越えた男性とは、同志愛のような恋愛感情が芽生えるかもしれません。それはコロナウィルスがもたらす副産物のようなもの。その反対にコロナ禍がお互いの本質を露わにしてしまうので、「こんな人ではなかった」と、別れの方向に向かうカップルもいるでしょう。

 5~6月は少し解放的になり過ぎて、いろんな面で注意が必要です。特に水星が逆行する5/30~6/23は、契約や転職などの人生で大きな選択はしないほうがよさそう。

◆起こすべきアクション

気分がアガるトラベルグッズのお買物はいかが。スーツケースやホテルで履くスリッパやパジャマ、トラベルコートを揃えて旅の準備をすると、心が軽やかに。また日常使いのステーショナリー類を一新するのも、開運につながります。

◆2021年のラッキーデー

6/10

2021.01.01(金)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE

CREA 2021年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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思いもかけない日々となった2020年。いつもと違う毎日のなかで新しい習慣ともなんとか付き合ったり、戸惑うこともあったと思います。思い通りに会えない日々が続いても、贈りものという形で気持ちを届けたい――。誰もが頑張った一年と、新しい明日に贈る、感謝とご褒美、ときどきエール。いろいろな想いをギフトにして届けます。