台湾産パイナップルの美味しさが詰まったお菓子
◆台灣鳳梨工場「金鑽鳳梨酥」1個 40元
◆台灣鳳梨工場「綠冠鳳梨脆果片」1袋 150元
高雄駅から在来線で約20分。賑やかな高雄の市街地を通り抜け、車窓にビンロウ樹やバナナの樹などが見えてくると、九曲堂駅に到着します。
ここは高雄と屏東の境に位置し、パイナップルの一大産地として知られる場所。
駅から少し歩くと見えてくる赤レンガの建物は、日本統治時代、パイナップルの缶詰工場だったところで、現在は「台灣鳳梨工場」というパイナップルの歴史を紹介する文物展示館となっています。
台湾は戦前からパイナップルの缶詰生産が盛んで、戦後も世界屈指の生産量を誇りました。
展示館に併設されたカフェ兼ショップ「旺來會社」では、パイナップルかき氷やパウンドケーキを味わえるほか、パイナップルを用いたお菓子を購入できます。
おすすめはオリジナルのパイナップルケーキ。厚みのあるクッキー生地に、甘味の強い「金鑽」という品種で作られた餡が挟まれています。小さめのサイズなので食べやすいのも嬉しいところ。
また、「綠冠」というブランドの有機パイナップルを使用したドライパイナップルもおすすめ。
輪切りタイプと細かくカットされた「脆片」と呼ばれるタイプがあり、前者は歯ごたえたっぷり、後者はサクサクとした食感です。
敷地内には台湾で栽培されている各種パイナップルを植えたエリアもありますので、台湾パイナップルの魅力を存分に満喫してみましょう。
台灣鳳梨工場(タイワンフォンリーコンツァン)
所在地 高雄市大樹區復興街42號
電話番号 07-652-2548
営業時間 火~金曜12:00~17:30(土・日曜・祝日10:30~18:30)
定休日 月曜日
アクセス 台鐡九曲堂駅から徒歩約2分
http://pineapple-museum.khcc.gov.tw/home01.aspx?ID=1
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Column
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2020.05.28(木)
文・撮影=片倉真理