北へ南へ! 郷土菓子をめぐる台湾旅へ

台湾の面積は日本の九州ほどの大きさですが、豊かな食文化を誇ることで知られています。
いわゆる高級な中華料理から庶民的な家庭料理、さらには屋台料理までバラエティに富んだ食事が楽しめます。
それ以外にも、ローカル色豊かなデザートやフルーツ、そして、お菓子類などもバリエーションが豊富。

お菓子には台湾ならではの素材を用いたものや、日本統治時代の名残りを受け継ぎながら進化したものなど、日本にありそうでない独自のものが楽しめます。
今回は台北以外の地方都市や田舎町へ赴き、各地で長年愛されてきた郷土菓子を紹介したいと思います。
見た目の華やかさはありませんが、飽きのこない美味しさに誰もが魅了されるはずです。
なお、2020年4月現在、台湾への渡航は自由にできませんが、再び訪れられるようになった際には、ぜひとも郷土菓子を味わいに地方に足を運んでみてください。きっと、これまでとは異なる台湾の魅力を再発見できるはずです。

2020.04.30(木)
文・撮影=片倉真理