キュートなクッキーは食べ出したら止まらない!
店内の棚には焼き菓子やクッキーが並んでいます。
くるみ、ハチミツ、カラメルの小さなタルト「ヌストルトヒェン」は、層にした生地のさっくりした歯触り。甘さはうんと控え目で、食べやすい。
“ウィーン会議のトルテ”という意味の「ヴィーナーコングレストルテ」は、くるみとアーモンド、ハチミツのカラメル焼き菓子。香ばしさとカラメル独特のほろ苦さもあって、コーヒーにぴったり。
アーモンドたっぷりの「フロレンティナー」は、サクサクした歯応え。これもコーヒーによく合います。
「キプフェル」は、三日月の形をしたクッキーに、アンズジャムをサンド。チョコでコーティングしてあり、その風味が効いています。コーヒーとの相性抜群。
愛らしいクッキーも、ご紹介しておきましょう。
「ケーゼケクセ」は、エダムチーズとクルミを使った甘くないクッキー。
「ケーゼココスバル」は、クリームチーズ、ココナッツ、木イチゴジャムのクッキー。
「ツィトローネンシュニッテン」は、アイシングで仕上げたレモンクッキー。
それぞれ、一口サイズで口溶けもよく、とても食べやすい。食べ出したら止まらなくなってしまいます。
三好さんが作るウィーン菓子は、どれもとても優しい味わいと口溶け。京菓子につながる優雅な風味です。
「マウジーとは、ドイツ語で愛しい人への呼びかけの言葉。愛する人への心を込めたお菓子です。お菓子好きな外国人のお客様も多いんですよ」と微笑みます。
上品でほんのりした味わいのウィーン菓子でおやつタイムを。
「ウィーン菓子 マウジー」
所在地 京都府京都市北区紫竹西高縄町82-1
電話番号 075-495-7470
Column
そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行
生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。
2016.06.26(日)
文・撮影=そおだよおこ