チキンライス、ドリアンスイーツ、トーセイと美食三昧!
ハン・ルキル通りを制覇したら、つぎはエリア全体のおすすめ店へ。まだまだありますよ~。
ふっくらジューシーな鶏肉が魅力のチキンライス。人気店の「南香鶏飯」は、清潔な店内、英語メニューが用意されているので、アジア初心者の方も安心です。ロースト、茹でチキン、香ばしい豚チャーシューが名物。
右:フレッシュなドリアンをココナッツミルクでのばしてクリーム状にした「サンタン・ドリアン」13.90リンギット(約420円)。強烈な匂いだが、なぜかハマる人続出。
ゆっくりお茶をしたいなら、お洒落なカフェ・レストラン「オールド・チャイナ・カフェ」に。ニョニャ料理の専門店で、ニョニャ・ラクサ、青い花の色のナシレマッが味わえます。ドリアンやタピオカを使ったオリジナルスイーツも人気。サービスもよく、リラックスできるとっておきの店です。
コタ・ラヤのバスターミナル近くには、以前に紹介した「ママッ・ストール」があります。粉物、そしてカレー好きは必食です。
そのほか、亀ゼリーやエッグタルトの甘味処、ランチだけ営業する飲茶屋台、中国茶葉専門店など多数! 勢いたっぷりで、圧倒されるほどパワフル。名物料理とその味を愛する人々が作りあげた町、チャイナタウン。マレーシア人の元気の源は、食に対する情熱にあり。そのことを実感できる大好きな町です。
マレーシアごはんの会 古川 音(ふるかわ おと)
「マレーシアごはんの会」にて、マレーシア料理店とコラボしたイベント、マレーシア人シェフに習う料理教室を企画・開催。クアラルンプールに4年滞在した経験をもち、『ニッポンの評判』(新潮新書)のマレーシア編を執筆。マレーシアごはんの会の活動のほか、情報サイト「All About」でのマレーシアライター、食文化講演も担当している。
オフィシャルサイト http://www.malaysiafoodnet.com/
Column
マレーシアごはん偏愛主義!
現地で食べたごはんのおいしさに胸をうたれ、風土と歴史が育んだ食文化のとりことなった女性ふたりによる熱烈レポート。食べた人みんなを笑顔にする、マレーシアごはんのめくるめく世界をたっぷりご堪能ください。
2016.05.27(金)
文=古川 音
撮影=古川 音、三浦菜穂子