抹茶のお菓子をお土産に

 お茶屋さんらしい軽食メニューもあります。

「香利休茶粥セット」 1,000円。

 「香利休茶粥セット」は、毎日限定10食。香り高いほうじ茶を使った茶粥は、元々、堺で食べられており、「年配の方が懐かしいとおっしゃいます」と店長の三宅さんはにっこり。茶粥には、こんがり焼いたお餅をトッピング。あんかけのスープと無添加の昆布茶で和えた漬け物替わりのサラダで、旬の野菜が色々摂れるうれしいメニュー。食後には「抹茶ぷりん」か「白玉ぜんざい」、「利休抹茶あいすくりーむ」から選ぶデザートとお茶のセットが付きます。

茶粥セットのデザートとドリンク。

 どのメニューも、食べ終わったら、最後に「京番茶」が運ばれてきます。「お茶のご注文の方にもお出しします。飲むと、口がさっぱりしますよ」と店長の三宅さん。お茶の老舗らしいサービスが印象に残ります。

左からほうじ茶「香利休のほうじ茶」150g 1,296円。煎茶「特選 利休の詩」100g 1,620円。

 お茶屋さんの、おいしいお茶とお菓子。ゆっくり味わうと、おうちでもおいしいお茶の時間を楽しみたくなります。

 「利休餅」や「抹茶あんみつ」、抹茶をたっぷりまぶした「ぽるぼろん」を買って帰って、おうちでおやつタイムを。

左から「抹茶あめ」1箱 300円、「抹茶きなこ大豆」1箱 300円。
「利休抹茶ぽるぼろん」1袋 450円。

『茶寮 つぼ市製茶本舗』
所在地 大阪府堺市堺区九間町東1丁1-2
電話番号 072-227-7809
URL http://www.tsuboichi.co.jp/saryou/

宗田洋子(そおだ よおこ)
ライター。神戸生まれの神戸育ち。神戸を離れたことがない神戸っ子。ライター歴30年以上で、関西の雑誌の取材だけでなく全国誌でも関西取材を手がけ、老舗から新店まで回ったお店は数知れず。移り変わる街を見続けてきた。食いしん坊で飲んべえ。

 

Column

そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行

生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。

2015.06.28(日)
文・撮影=そおだよおこ