茶寮でいただきたい冷たいスイーツ

「一杯のお茶を通じて、世の中の安らぎに貢献する、というのが会社のモットー。今まで物販の直営店はありましたが、カフェスタイルのお店は初めての展開です。お茶は人がいれて、人と飲むからおいしい。お茶は人の心を潤します。そんなお茶の魅力とおいしさを知っていただきたいという思いからオープンさせました」。

お茶が並ぶコーナー。色とりどりのパッケージはギフトにもぴったり。
左から「利休深蒸し茶ティーバッグ」22袋入 458円。「香ばし薫る京番茶」150g 380円。

 喫茶コーナーは、茶香炉のお茶の香りが漂い、天井が高く、とても落ち着けます。メニューには、お茶の老舗ならではのドリンクとフードがずらり。

「かき氷 利休抹茶ミルク金時」 815円。

 夏にぴったりなのが、かき氷。

 一番人気の「利休抹茶ミルク金時」は、特製の抹茶蜜と程よい甘さのミルクが絶妙なバランス。自家製の小豆餡の上品な甘さがプラスされて、とても雅な味わいです。口に入れると、ふわっと優しく溶けて、きーんと冷え過ぎることがないのもうれしい。

 黒砂糖から手作りする黒蜜の、コクのある味わいを楽しむ「黒蜜かき氷」もリピーターが多いのだそう。

 かき氷を食べた後、おいしいお茶を飲めば、夏の暑さをしばし忘れます。

「抹茶パフェ」 800円。

 「抹茶パフェ」に使われている「利休抹茶あいすくりーむ」は、抹茶を一服いただいているような深みのある味わい。ほうじ茶ゼリーもミルク寒天も、もちろん小豆餡も自家製。お茶の風味を壊さない生クリームをていねいに泡立てて添えてあります。どこから食べても、ひと匙ごとに幸せな気分になれる、食いしん坊のためのパフェ。後口のキレの良さにも感動します。

2015.06.28(日)
文・撮影=そおだよおこ