民族別ナシレマッから
ベジタリアンナシレマッまで
一挙に紹介!
「ナシレマッ」は、もともとはマレー系の朝ごはんでしたが、いまや中国系、インド系問わず国民みんなに愛され、さらには、ランチ、夜ごはんと、いつでも誰でも食べられる国民食に。
マレーシア人にとってナシレマッは、日々の暮らしや思い出と一心同体。「お母さんが作ってくれるナシレマッが大好き」「学校帰りに小さなナシレマッを買うのが楽しみだった」と、彼らから語られるナシレマッの思い出話は尽きません。まさにマレーシア人の心に宿るソウルフード、ナシレマッ。
![トゥドゥンと呼ばれるスカーフで髪の毛を覆った女性が料理を盛り、訪れている客もマレー系がほとんど。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/-/img_03e6d8988b075d12fa5273f9d47a05cf518786.jpg)
そして、それぞれの民族ごとに特徴があるのも魅力のひとつ。今回はマレーシアで出会った、民族ごとの魅力あふれるナシレマッを一挙にご紹介します!
まずは本家本元とも言える、マレー系のナシレマッから。(5ページ目に現地のナシレマッ店の様子を動画で紹介しています。お見逃しなく!)
![お皿左上の赤みがかったソースが、ナシレマッには欠かせないサンバルソース。辛いのが好きならたっぷりとかけてもらおう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/-/img_05da112fb1b57249622d7b1e78378c11443489.jpg)
マレー系のお店のカウンターには、鶏肉をココナッツミルクで煮込んだものや、肉や魚介がサンバルソースで味付けされたものなど、見ただけでワクワクしてしまう、食欲を刺激するおかずが並んでいます。
好きなおかずを選んで注文すると、お店の人が目の前で盛り付けてくれ、店ごとに辛さや甘みなどの個性が光るサンバルソースをかけたら完成です。
![ごはんとおかず、サンバルソースを混ぜながら食べ進めると、ごはんにソースやおかずの脂分がしみて味わい豊かに!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/c/-/img_acbb1673134e649d07338b9f5545beb3319167.jpg)
2014.12.18(木)
文=三浦菜穂子
写真=三浦菜穂子、古川 音