マレーシアの国民食「ナシレマッ」(「マ」の後に促音「ッ」が入るのがポイント)。2014年秋に日本のテレビ番組で、料理研究家のコウケンテツさんが紹介。「ひと皿でいろんな味が楽しめて、本当にうまいんです!」と、その味を絶賛していた。 マレーレストランにて笑顔でテーブルを囲むマレー系のグループ。マレーシアでは大人数でごはんを食べる光景がよく見られる。 トゥドゥンと呼ばれるスカーフで髪の毛を覆った女性が料理を盛り、訪れている客もマレー系がほとんど。 お皿左上の赤みがかったソースが、ナシレマッには欠かせないサンバルソース。辛いのが好きならたっぷりとかけてもらおう。 ごはんとおかず、サンバルソースを混ぜながら食べ進めると、ごはんにソースやおかずの脂分がしみて味わい豊かに! 汁気は少なめ。カリッと素揚げされた魚やエビが盛られ、ひとつひとつのおかずが存在感を放っている。シンプルだけれど美しいひと皿。 朝8時に開店後、約2時間で売り切れてしまう人気店。 小魚、ピーナッツ、卵、きゅうりにサンバルソースが盛られたシンプルなナシレマッ。お好みで肉やカレーなどのおかずを盛り付ける。 インド系のお店のおじさんたちは、最初はちょっと強面。でも、「辛くない?」「おいしい?」と、だんだんと優しい笑顔を見せてくれる。 ベジタリアン向けのナシレマッ。野菜や大豆を辛みの効いたサンバルソースで味付けしたおかずは、まさにご飯のお供にぴったり!