この記事の連載
- 「OMO5熊本」前篇
- 「OMO5熊本」後篇
- 「OMO3浅草」前篇
- 「OMO3浅草」後篇
ライトアップを眺めながらのんびり過ごす「むしゃんよか熊本城Night」
ホテルに帰ったら、22時まで行われている「むしゃんよか 熊本城Night」へ。むしゃんよかは熊本の方言でかっこいい、素敵という意味。ライトアップした熊本城を望む凸凹テラスは日没になると、お城のライトアップに合わせて明かりが灯り、まさに“むしゃんよか”な空間に。
また、室内で流れる豊かな熊本の自然と熊本城を身近に感じられるオリジナルの映像作品を観たり、金曜と土曜の夜にはご近所のアーティストによる音楽の生演奏を聴いたりすることも可能。熊本城やアーティストの“むしゃんよか”な魅力に触れ、ゆったりとした夜のひとときを過ごせます。
「むしゃんよか熊本城Night」のお供にぴったりなのが、OMOカフェで提供される「清正公さん乾杯セット」。熊本城を築いた加藤清正は熊本で愛される武将ですが、親しみを込めて“清正公(せいしょこ)さん”と呼ばれています。そんな清正公さんが朝鮮から持ち帰ったことがルーツと言われるセロリ、人吉で伝統を守りながら作られる球磨焼酎「武者返し」、柚子などを使ったカクテルで再び乾杯。こちらは、先ほど訪れた夜香木のマスター、木場さんによるオリジナルカクテルだそう。
スイーツは、バーカウンターでデザートを提供するカフェ「canvas me」特製の抹茶テリーヌ。なめらかで濃厚な味わいとさっぱりしたカクテルの相性が最高です。清正公さんのカードはフラッシュ撮影をすると、色が変わる夜ならではの仕掛けに。ライトアップした熊本城をバックに清正公さんを撮影したり、流れる映像を観たりしながら楽しく夜が更けていきました。
OMOは泊まるだけでなく、旅先をまるごと楽しむ素敵なサービスが満載の「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。OMOの後ろについている1、3、5、7の数字はサービスの幅を示すもので、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテルを選ぶ基準になります。
今回宿泊したOMO5熊本は「5」なので、街の魅力とデザインにあふれたブティックホテルです。「カフェスタイルの朝食」からスイーツ、お酒まで一日を通して楽しめる「カフェ」、ガイドブックに載っていない情報を知ったり、くつろげたりする「ご近所MAP&OMOベース」、街歩きガイドツアー「ローカルガイドアクティビティ」などのサービスが用意されています。
OMO5熊本は、熊本の方言で“新しいもの好き”を意味する「わさもん」と、次々と新しいものが生まれる様子を「ラッシュ」という言葉で表現した造語「わさラッシュ! 城下マチ」がコンセプト。旬なモノ・コトに敏感な「わさもん」が発信する熊本の魅力を実感しました。
後篇は、爽やかなテラス席で味わう絶品朝食や熊本の魅力に触れるアクティビティ、OMOレンジャーと行く街歩きガイドツアーなどをご紹介します。
OMO5熊本(おも) by 星野リゾート
所在地 熊本県熊本市中央区手取本町5-1
電話番号 050-3134-8095(OMO予約センター)
宿泊料金 1泊18,000円~(1室あたり・税込・食事別)
客室数 160室
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
アクセス 熊本市電「通町筋」電停・「通町筋」バス停すぐ。阿蘇くまもと空港から車で約30分
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kumamoto/
●Wi-Fiあり
テンションあがる!
旅のステイはOMO
2024.03.20(水)
文=鈴木 希
撮影=榎本麻美
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