この記事の連載

 JR新今宮駅の目の前に位置する「OMO7大阪(おも)by 星野リゾート」。なにわラグジュアリーを合言葉に大阪らしさを詰め込んだ、上質な滞在を叶えてくれるホテルです。

 CREAアンバサダーの佐藤由樹さんが大阪の新たな魅力にふれるステイで、「テンションあがる!」ポイントをご紹介します!


大阪らしさをギュッと詰め込んだカジュアルで上質なホテル

 2022年4月に大阪市浪速区に誕生したOMO7大阪。テンションあがる「街ナカ」ホテルを展開する「OMO(おも)」のなかでも、最大規模の広大な敷地と客室数を誇るホテルです。自然豊富なガーデンテラスにそびえるように立つ真っ白なホテルは、都会にあるとは思えないほどの迫力です。

 館内に入ったらまずは、チェックインのために2階のパブリックスペース「OMOベース」へ向かいます。水玉模様のモダンなアプローチを通るのですが、これはたこ焼きをモチーフにしたデザイン。先に進むにつれてマヨネーズがかかったり、ピックが刺さったりして、徐々にたこ焼きが完成していきます。

 アプローチを抜けると、高さ約5メートル、全長約85メートルの開放的なOMOベースに到着しました。チェックインは、タブレット型の自動チェックイン機に必要事項を入力し、カードキーを発行するだけなので簡単です!

◆テンション⤴ポイント①

個性的で機能性の高いゲストルーム

 客室は8タイプ全436室あり、旅のニーズに合わせて選べるよう、それぞれのタイプに多様な機能が備えられています。

 なかでも特徴的なのが「いどばたスイート」。約60平米の客室の中央にリビングスペースがあり、井戸端会議さながらにワイワイとおしゃべりが楽しめます。

 また、リビングスペースの壁にはOMO7大阪周辺エリアが描かれた「OSAKAボード」があり、おしゃべりしながら旅のスケジュールを立てるのに最適。

 ベッドは客室の四隅に1つずつ設置されているのですが、上半身が隠れるほどの仕切りで半個室のようになっているので、プライベート空間も確保できるのがうれしいですね。

 いどばたスイートはファミリーや女子会向きですが、2、3名で泊まるのならコーナーツインルームがおすすめです。壁二面の大きな窓は開放感抜群で、「通天閣」をはじめとした大阪の街並みを一望できます。

 また、夜になると雰囲気が一変し、煌めく街の夜景が窓の外に広がります。OMOベースにあるダイニングレストラン「OMOダイニング」ではワインを購入できるので、ここでワインを飲みながら夜景を眺めるといった優雅な過ごし方も楽しめます。

◆テンション⤴ポイント②

2023.01.15(日)
文=佐藤由樹
撮影=橋本 篤