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大阪グルメとフレンチが融合したOMOダイニングのディナー

 「食い倒れ」と呼ばれる大阪の食を堪能できるのがOMOダイニング。夕食には2つのコースが用意されていて、大阪の伝統食とフランス料理をベースにイノベーションを加えた料理の数々が楽しめます。

 一つ目のコースは、大阪の郷土料理をより華やかに演出した「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」。おもてなし料理の定番・箱寿司から始まる全8品のコースで、遊び心を感じるメニューに、サプライズな仕掛けも満載です。

 前菜の箱寿司は酢飯の代わりにサラダが使用されていて、木枠を外すと4種のサラダが美しい層を成しています。また、割鮮はスモークで満たされたガラスドームで提供され、ガラスドームを外すと、いり泡やピューレで彩られたフグのお造りが現れます。

◆テンション⤴ポイント③

 二つ目のコースは、串揚げをモダンにアレンジした「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)。串揚げのピンチョスから始まる全8品のコースで、元祖の串揚げとは異なる繊細な造りの串料理です。

 すべてのメニューに竹や木、ステンレスなど、さまざまな素材の串が用いられていて、見ても食べても楽しい五感で堪能できるメニューです。

 ここでしか味わえない新感覚の料理は、旅の大切な思い出として強く印象に残りそう。

OMOダイニング コースディナー

営業時間 17:00~21:00 
※1/12~1/26までメンテナンスのため休館となります
提供スタイル
平均予算 Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック):13,000円
Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ):13,000円
小学生:6,000円
※コースは当日選択可能です
※小学生は特別メニューとなります
※未就学のお子様専用メニューを用意しています
予約 予約要
※当面の間は宿泊者のみご案内となります

モダンな雰囲気の大浴場・湯屋

 ガーデンエリア・みやぐりんは広場やデッキテラス、東屋などさまざまな施設を有していますが、そのうちのひとつが大浴場「湯屋」。

 大阪は江戸時代から続くお風呂文化があり、市内には350を超える銭湯があるそうです。お風呂文化の最盛期だった時代を「光と影」で表現したという外観がスタイリッシュで、内観もシンプルでモダンな雰囲気。

 浴室の天井には天窓が設置されていて、日中はここから陽の光が差し込み、浴室の真っ白な壁に反射して幻想的な空間が広がります。また、夜間には外の光がほんのり入り、ほどよい明るさの中でお湯に浸かっていると癒やされます。

大阪お風呂文化を感じる「湯屋」

営業期間 通年
営業時間 6:00~10:00/15:00~0:00
料金 1,000円(1名、宿泊者限定)
※湯屋は温泉ではありません
※滞在中、営業時間内は何度でも利用可能です

2023.01.15(日)
文=佐藤由樹
撮影=橋本 篤