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 2022年5月、“寝るだけでは終わらせない、旅のテンションをあげる都市ホテル「OMO」”に新たに仲間入りした「OMO5(おも)金沢片町  by 星野リゾート」。

 興味深々で訪れたCREAアンバサダーの佐藤由樹さんが、グルメはもちろんのこと、伝統文化や歴史などの趣を思う存分「味わう」滞在で、「テンションあがる!」ポイントをリポートします!


食通にも愛される片町に開業した旅のテンションをあげる都市ホテル

 城下町金沢の中心に位置し、江戸時代から続く長い歴史と文化を受け継ぐ片町。金沢市内最大の繁華街でもあり、伝統を継承する老舗からトレンドショップまで、多種多様な飲食店などが軒を連ねる活気と魅力にあふれる町です。

 そんな伝統とモダンが融合したグルメタウンに誕生したのが「OMO5金沢片町  by 星野リゾート」。「あっぱれ!味のかたまち」をコンセプトに、片町の食にまつわる歴史や文化を満喫できるサービスや仕掛けが満載。知的好奇心をくすぐられる体験をとおして、美味しさと伝統の趣を存分に味わうことができます!

◆テンション⤴ポイント①

 温かみのある灯りで照らされた館内は落ち着いた雰囲気。エントランスに飾られた九谷焼きアートや、加賀麩モチーフにしたコロンと可愛らしいソファー、加賀友禅のハンカチを折り重ねた飾りや、水引きといった金沢の伝統工芸品が随所に散りばめられ、旅気分を盛り上げてくれます。

 カウンターにはタブレット型の「自動チェックイン機」が設置され、セルフでスピーディーにチェックインが可能。また、1階のパブリックスペース「OMOベース」の奥には無人ロッカーが設けられ、チェックイン前やチェックアウト後にも荷物を保管することができたりと、コンパクトながら機能的なサービスが揃っています。

◆テンション⤴ポイント②

 また、エコホテルとして環境に配慮した取り組みも行われていて、館内に設置された洗濯乾燥機は、洗剤ではなくアルカリイオン電解水「wash+ウォーター」で洗い上げる洗剤レスタイプを採用。

 過度なアメニティを控えているのも特徴。客室にはあえて置かず、エレベーター前にアメニティが用意されているので、必要なものだけをピックアップするスタイルにも好感が持てます。

 ホテルのすぐ近くにあるドラッグストアで必要なものは購入することができるし、フロント脇のお土産売場では、クレンジング・洗顔料・化粧水・保湿ゲルがセットになった星野リゾートオリジナルパッケージのアメニティキッド(360円)が販売されています。

2022.09.16(金)
文=佐藤由樹
撮影=橋本 篤