この記事の連載
「生らくがん作り」や「棒茶飲み比べ」など、金沢ならではの体験を
日本菓子三大処のひとつに数えられ、和菓子の消費額が全国一を誇る金沢で、江戸時代から続く伝統的な銘菓・生らくがん。通常の落雁よりも柔らかく、しっとりとした口当たりの寒梅粉(もち米の粉)とあんこを使った和菓子です。
この生らくがんを食べるだけでなく、手作り体験できるのが「生らくがん作り体験」。金沢にある老舗和菓子店「落雁 諸江屋」とコラボレーションしたアクティビティで、OMO5金沢片町のスタッフ「OMOレンジャー」に金沢の和菓子文化を聞いたり、レクチャーを受けたりしながら、材料を混ぜ合わせたり、型に押し固めたりして仕上げていきます。
難しいのは最後の型押し。諸江屋の職人に掘ってもらったという水引や梅、OMOオリジナルロゴなど10種の型の中から2つ選び、2回型押しに挑戦できます。形がつぶれないように力を加減しつつ、きれいに模様が出るように仕上げるのはなかなか大変だけど、手作り体験はやっぱり楽しい! そして、出来立ての生らくがんは絶品です!
◆テンション⤴ポイント④
◆テンション⤴ポイント⑤
生らくがん作り体験
時間 15:30~16:00
集合場所 1階OMOカフェ
料金 1,000円
定員 8名
予約 要予約
申し込み期限 前日17時まで
石川県内で親しまれ、金沢が発祥とされる棒茶。お茶処として栄えた金沢の名産品であり、芳ばしい香りが楽しめる焙煎茶です。この棒茶の浅煎りと深煎りの飲み比べ体験ができるのが、「いいじな棒茶の飲み比べ体験」。お茶の歴史や、美味しい淹れ方を聞きながら、淹れたての香りと味を堪能できます。
「いいじな」とは金沢弁で「いいねー」「素敵だね」という意味の言葉だそう。金沢市の老舗茶店「野田屋茶店」の浅煎り「極」と、深煎り「薫」を飲み比べてみます。浅煎りの「極」は後味に甘みが感じられ、深煎り「薫」はより香ばしさとしっかりとした味わいが感じられました。
いいじな棒茶の飲み比べ体験
時間 季節によって異なります。詳細はHPをご覧ください。
所要時間 20分
集合場所 ご近所マップ前
料金 無料
予約 不要
OMOは寝るだけでなく、旅先をまるごと楽しむ素敵なサービスが満載の「旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。OMOの後ろについている1、3、5、7の数字はサービスの幅を示すもので、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテルを選ぶ基準になります。
今回宿泊したOMO5金沢片町は「5」なので、遊び心にあふれたパブリックスペース「Traveler’s Fun Lounge“OMOベース”」、ガイドブックには載っていないような、おすすめの店舗やスポット情報もチェックできる「ご近所マップ(Go-KINJOマップ)」、街歩きガイドツアー「Local Guide Activities“ご近所アクティビティ”」に加えて、見た目が鮮やかで1日の始まりにぴったりの朝食が楽しめる「Café-Style Breakfast」、絶品スイーツやドリンクを味わえる「Café」などのサービスが用意されています。
江戸時代から続く片町の伝統が詰まったOMO5金沢片町。食にまつわるおもしろい館内体験から町の歴史や文化に深く触れることができ、ワクワクが止まりません!
後編では、OMO名物「ご近所マップ(Go-KINJOマップ)」や、「ご近所ガイドOMOレンジャー」が案内する街歩きガイドツアー「金沢片町味わいまっし散歩」、朝食やカフェメニューが楽しめる「OMOカフェ」をご紹介します。
OMO5(おもふぁいぶ)金沢片町by星野リゾート
所在地 石川県金沢市片町1-4-23
電話番号 0570-073-099(OMO予約センター)
宿泊料金 1泊 14,000円~(1室あたり・食事別)
客室数 101室
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
アクセス 金沢駅からバスで約10分(バス停「香林坊」より徒歩約4分)
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kanazawakatamachi/
●Wi-Fiあり
テンションあがる!
旅のステイはOMO
2022.09.16(金)
文=佐藤由樹
撮影=橋本 篤
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