この記事の連載
- 「OMO5熊本」前篇
- 「OMO5熊本」後篇
- 「OMO3浅草」前篇
- 「OMO3浅草」後篇
初登場ルームも! 全160室から目的に合わせて選べる多彩な客室
滞在する部屋は、観光や出張などの旅の目的、おひとり様や友人、ファミリーなど一緒に行く人に合わせて8タイプから選べます。
客室の壁紙は、草千里の緑、鍋ヶ滝の青、阿蘇の赤土のピンク、小国杉の黄と、熊本の豊かな自然から着想した色を使用してるのだとか。4種類のうちどの色になるのかは、当日のお楽しみ! このように細部へのこだわりが感じられる客室には、心地よく過ごせる工夫がたくさんあります。
家族連れに人気の「やぐらルーム」。部屋に入るといちばんに目が行く櫓(やぐら)寝台に、子どもはもちろん、大人もワクワクすること間違いなし。上は寝るときまできれいに保てるベッドスペース、下はくつろぎのソファスペースと、独立した空間で快適に滞在できます。
OMO5熊本だけの個性的な2つのツインルーム
「えんたくルーム」と「うつわルーム」は、OMO5熊本に新登場したツインルームです。なかでもえんたくルームは、2つのベッドの間に円卓をイメージした余白たっぷりのテーブルがあるのが特徴的な部屋。
ベッドサイドに腰かけられるようになっているので、お茶を飲んだり、テーブルを挟んで旅の作戦会議をしたり。パーティションのような役割もあり、夜は適度な距離を保ちながら休むことができるため、大人親子や友人同士の旅行におすすめです。
今回は初登場の2つのツインルームのうち、「うつわルーム」に宿泊しました。器の縁のように、客室の壁に沿ってぐるりとローテーブルが囲む安らぎの空間が広がり、阿蘇の赤土をイメージしたかわいらしい壁紙にテンションがあがります。寝室側は畳敷きの小上がりになっていて、リラックスムードたっぷり。
滞在してみると、ローテーブルの便利さがよくわかりました。アクセサリー類やバッグ、お土産などを置いておくことができたり、自然光のもと窓際でメイクをしたり。窓の外を覗くと路面電車や熊本城が見えて、熊本にいることをしみじみと実感できます。
2024.03.20(水)
文=鈴木 希
撮影=榎本麻美