テント設営は順序を間違えなければ絶対に失敗しない!
初心者にとって最もハードルが高そうなイメージがあるテント設営も、プロが丁寧に教えてくれます。
組み立てるときに最も意識すべきなのは「ポール(骨組)」と「ペグ(杭)」の扱い方。むしろこの2つのアイテムの扱いさえ理解しておけば、あとは手順通りに組むだけでテントを簡単に正確に建てることができます。
ポールの扱いで気を付けるのは、「ポールの端を持ち上げないこと」、「一方向に押すようにスリーブに通すこと」。3メートル以上の長さのあるポールを釣り竿のように持ってしまうと危険なうえ、破損にもつながります。また、ポールを引っ張るとジョイント部分が外れてしまうので、スリーブに通すときは引くのではなく押すように入れるのがポイント。
テントは、テント下部のループに「ペグ」と呼ばれる杭を通し、地面に打ち付けて固定します。ここで重要なのが、「ペグの向き」と「打つ順番」。
テントにかかる力に負けてペグが抜けないよう、テントに対してペグを45度ほど外側に倒して打ち込みます。そして4辺の「対角線」の順番にペグを打つことで、テンションがかかり安定した土台がつくれます。
あとはインナーテントを取り付ければテントが完成! もしくは、フライシートのみで「シェルター」としても使用可能です。
THE NORTH FACE CAMP 恵比寿ガーデンプレイス
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ザ・ノース・フェイス・キャンプ
水源の森 キャンプ・ランド
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2023.12.24(日)
文=CREA編集部
撮影=鈴木七絵