この記事の連載
#5 ミニマムでタイト、だけど子供っぽくならない美人ショート
サラサラとした直毛の地毛の髪質を生かした、カットでシルエットを作るシンプルショートヘア。
子供のようなピュアさもありつつ、大人の女性らしさもきちんと備えているのは、襟足の左右の端のカール部分を残す、前髪からもみあげ部分へのラインに角を作らず柔らかくつなげるなど、細部のカットに丁寧に手をかけているから。
ハードすぎない、柔らかさのあるショートヘアです。ショートヘアにしたいけれど、子供っぽくなるのが心配な人はぜひ参考にしてみて。
オーダーとスタイリングのポイント
前髪は眉下にギリギリかかるくらいのやや長めレングスに、バックは襟足の高さで短くカット。もみあげ部分から耳にかけてはやや前下がりのラインで、耳の上部を覆うくらいの長さを残す。前髪からもみあげ部分へのラインは、角を作らないようにつなげる。カラーはなし。
スタイリングは、ハンドドライ後にバームかオイルを全体にもみこむだけで完成。
YANAGI’s Point
バックとフロントのウエイト部分(丸みが出る部分)の高さをできるだけ揃え、それぞれのウエイトをトップではなく下の方に持ってくると、子供っぽい印象になりません。いつもこだわっている大事なポイントです。
このヘアスタイルを担当したのは…
Srawディレクター・柳亜矢子さん
2006年、broocH(ブローチ)の立ち上げに参画。2021年7月、代官山に「Sraw」をオープン。サロンワークだけでなく、1美容アイテムの商品開発にも携わる。
Instagram:@ayakoyanagi
2023.10.12(木)
文=斎藤真知子