この記事の連載
この夏のヘアカラーのトレンドは、耳周りや内側だけに、ハイライトやビビッドなカラーを入れるデザインカラーが引き続き大人気。一方で、夏にこそ楽しめる寒色系や、ビビッドな暖色も注目されています。
#1 お洒落なラズベリーピンクでウルフにキュートさをプラス
くびれのあるウルフヘアに、ラズベリーピンクのインナーカラーをプラスしてアクセントにした、遊び心あふれるスタイル。モデルはかなりビビッドなピンクを入れていますが、好みによってピンクの明度や彩度を調整してもOKです。
髪の一番内側の、耳上から襟足にかけてのみピンクを入れるのがコツ。パーツによって長さが違うので軽やかで夏向きのスタイル。前髪を作ることでキュートさもある雰囲気に仕上がります。
カラーオーダーのポイント
まず全体に、10レベルのミルクティーベージュを入れる。次にサイドからバックの内側のみを19レベルでブリーチし、そこにラズベリーピンクを入れる。
似合うのはこんな人!
ウルフは縦の印象を強めるスタイルなので、丸顔やエラ張り型など、顔の横幅が気になる人にオススメ。肌色はだいたいどんな人でもOK。
避けた方がいいのはこんな人!
面長が気になっている人や、極端な日焼け肌。黒染めや縮毛矯正をしている髪は、1回でこの色にするのが難しいので、1度全体の色を明るくしてからのほうがベター。
ヘアスタイルのポイント
あごラインでくびれを作るウルフヘアに。顔周りは、ところどころ肌が見えるくらいの束感ができるようにカットすると、小顔に見えやすい。褪色が起きやすいので、自宅でピンクシャンプーやカラーヘア用のヘアケア剤を使って色持ちをキープして。
このヘアスタイルを担当したのは…
アヴェダ ライフスタイル サロン&スパ 南青山
ディレクター・貴志勇吾
ヘアデザインとケミカルのダメージバランスを考え、素材美を最大限にいかしたスタイルを提案させていただきます。グレーカラーのご相談はぜひ!
Instagram:@aveda_yugokishi
2023.07.02(日)
文=斎藤真知子