キャラメルとリンゴが主役。駆け込みで食べたい冬モードのかき氷
![「りんごのシブースト」2,850円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/9/1280wm/img_89bfbfec12c4b0d27be4e8e6c889ef5167099.jpg)
寒さが緩んできたとはいえ、まだかき氷を食べるには肌寒いこの季節におすすめのひと品が、「りんごのシブースト」です。
かき氷の上にシブーストクリームを絞り、その上にふりかけたグラニュー糖をバーナーで提供後にキャラメリゼする(焦がしてキャラメルにする)という、驚きの演出が。目の前でボオッと上がる炎に、思わず歓声を上げてしまいます。
![かき氷と炎の組み合わせに驚きが。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/1280wm/img_4041ba503597373ae6513bba227c5e1a116894.jpg)
そのほんのり温かみのあるクリームの下にはサクサクのパイが潜み、ふわふわの氷にはリンゴのソースをたっぷりと。中からキャラメルで煮たリンゴや、フレッシュな角切りリンゴ、アーモンドのヌガーなどが現れ、キャラメルのエスプーマ、ミルクのソースが余韻を深く、まろやかに。
「りんごのシブーストといえば、フランス菓子の定番ですが、それをそのままかき氷にしました。リンゴは紅玉を使い、火を入れてからミキサーにかけてソースをつくります。いろいろなリンゴの表情とおいしさを、キャラメルの味わいとともに楽しんでいただけるかと思います」と、堀尾さん。
![かき氷とキャラメルの組み合わせが楽しい!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/1280wm/img_101a4bd1a33d32973a6b2a283f8f069f98513.jpg)
確かに全体を食べていると、パイとヌガーのサクサク感と香ばしさが心地よいアクセントとなり、リンゴのさわやかさとキャラメルやクリームの力強さが重なって、まさにケーキのシブーストを味わっているかのよう! 楽しさいっぱいのひと品となっています。
2023.03.21(火)
文=瀬戸理恵子
撮影=榎本麻美