4：血流を促し、頭痛や薄毛の悩みに迫る「頭維(ずい)」
偏頭痛や、抜け毛・薄毛など、頭皮と毛髪のお悩みには「頭維(ずい)」の刺激が有効です。位置は、額の角から斜め上に小指幅1本分入ったところ。男女ともに、毛髪が後退しやすいエリアでもあり、血流促進効果に優れています。
「WHOにも認定されている、鍼治療における“治療線”上にあるツボで、自律神経のバランスに関与すると言われています。偏頭痛やめまいの治療に用いられ、頭皮の血流を促すことで、薄毛や脱毛の予防効果も期待できます」(奈部川さん)
5：イライラを鎮め、眉間のシワを解消する「印堂(いんどう)」
イライラ感など、ざわついた心を鎮めるといわれるツボが「印堂(いんどう)」です。位置は眉頭のちょうど真ん中で、眉間中央の凹んだ部分。解剖学的には鼻根筋の動きに関与し、緊張するとシワが寄りやすいエリアでもあります。
「直感力を司る第6チャクラと同じ位置に存在し、アーユルヴェーダの施術でも用いるツボです。印堂をじんわり刺激することで、心身ともにリラックス感を得られると同時に、眉間のシワ対策にも力を発揮してくれます」(奈部川さん)
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》②「耳たぶたたみ」で緊張を解放！ 身体と心をゆるめる「生活のヒント」に続く
宇野ナミコ
美容ライター。ライター歴28年。雑誌やweb、広告媒体で美容記事を執筆。
担当分野はスキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、美容医療まで幅広く、丹念な取材を元にした分かりやすい記事を心がけている。
CREAのほか、FIGARO.jp、WWD Japan.com、marie claireなどで活動。
Column
宇野ナミコ・大人のBeauty＆Health
美容迷子から抜け出したいあなたへ、無理せず、賢く、大人美容。
ライター歴28年の美容ライターによる「大人のキレイの処方箋」です。
2022.11.18(金)
文＝宇野ナミコ
撮影＝CREA編集部
