何年も同じメイクを続けていたら、いつの間にか「平成顔」になっていた…!? そんな残念な状態に陥らないために、今チェックすべきは「チーク」の存在です。選ぶべきはどんな色? どんな風にぼかせばいいの? 2022秋に登場する注目アイテムとともに、今顔へとアップデートする方法をご紹介!


 30代になると「メイクの定期点検」って重要です。同じメイクを何となくルーティンにしていると、気がついたら「ひと昔前の顔」に陥っていた……なんてことも。2022年現在、メイクの「ひと昔前感」がどこに現れるかといったら「チークの入れ方」かもしれません。

 これに気づいたのは、Z世代の女性に取材していた時でした。20代前半の彼女たちは、ほぼ全員、チークをしていなかったんですね。理由を聞いてみると「ほわんとしたチークって“平成っぽい”というか、ちょっと古い感じがして」という、衝撃のひと言が……!

 言われてみれば、ここ数年トレンドの主役は、暖色系のアイカラー×ブリックレッドのリップ。「目元」と「口元」で血色感を演出するぶん、頬にまでチークを入れると少々やり過ぎ。彼女たち曰く、ピンク系のチークで演出する「ほわんと甘い愛され系」より、ハイライトを使った「イキイキとヘルシーなツヤ肌」のほうが、今の気分なんだそうです(それも納得)。

 大人の女性の肌にこそ、ツヤ感は必須。そして大人だからこそ、頬に適度な血色感が欲しいこともありますよね。この秋は絶妙な「ツヤ系ハイライト」が続々登場予定。さらに、ベージュだけど「血色感をほんのり仕込む」優秀アイテムも充実しています。この秋はチークをアップデートして、ぜひトレンド顔にスイッチを。人肌ならではの温もり感やツヤを際立て、表情までもイキイキと彩ってくれるはずです。

ライブなツヤ肌で、表情までもイキイキと。

THREE リフレクトグロー X01

 微細なパールの粒子を閉じ込めた、肌にとけこむようになじむイエローゴールド。クリーミーなテクスチャーを、指先で頬や鼻筋にすっとあしらって。人肌ならではのライブなツヤを演出し、表情までも輝き始めそう。フィット後はサラサラのパウダーに変化して、ツヤ感が1日中持続します。

THREE

フリーダイヤル 0120-898-003
https://www.threecosmetics.com/

頬や目元に温かみを添える、ジェリー状のマルチカラー

カネボウ ポップタップジェリー EX3 Healthy Bronze

 みずみずしいジェリー状のテクスチャーに、繊細なパールやカラーのピグメントを配合したマルチカラー。EX3は一見ヌーディなのに、ほんのりと血色感を添える不思議なブロンズ色。頬になじませるとツヤと温もり感が際立ち、アイシャドウとして使うと穏やかなまなざしが完成します。

カネボウインターナショナルDiv.

フリーダイヤル 0120-518-520
https://www.kanebo-global.com/

2022.07.25(月)
文=宇野ナミコ
撮影=CREA編集部