ビタミンC美容液のパイオニアとして「極限濃度」と「浸透感」に挑戦!
イオン導入や美容点滴を通して「高濃度ビタミンC」の存在が注目された2001年。高濃度ビタミンC美容液の先駆者として誕生したのが「オバジ C セラム」シリーズです。ビタミンCは美白やニキビ予防などの効果が知られる一方で、不安定な性質から化粧品への高濃度配合が難しいとされていた成分。そんななか5%、10%という高濃度で配合した美容液の登場は、実に画期的でした。
その後もオバジは研究を続け、2019年にはビタミンC25%配合という極限濃度の美容液を開発。さらに2021年には「ベースの処方」を一新し、全製品リニューアルを果たします。ベースは製品の安定性や浸透感を左右する、処方の土台ともいえる部分。ビタミンCをより効かせるために、新たに800を越える処方を検討したという、オバジの熱意に頭が下がる思いです。こうして誕生したオバジCセラムシリーズは、ビタミンCの浸透感が約4倍に。シミ、ニキビ、ハリ感など、さまざまな肌悩みにアプローチしてくれます。
【トリビア】
医薬部外品ではなく、あえて「化粧品」にこだわる理由
少々マニアックですが、オバジCセラムシリーズはニキビや美白美容液に多い「医薬部外品」ではなく、普通の「化粧品」に属する美容液です。医薬部外品は、肌に対する一定の効果が表示可能で「薬用」と表現できますが、ビタミンCの配合濃度に制限が。肌への効果を考えた結果、オバジはビタミンC濃度を追求し、あえて普通の化粧品として販売しているそうです。
ロート製薬 オバジコール
03-5442-6098
https://www.obagi.co.jp/
宇野ナミコ
美容ライター。ライター歴28年。雑誌やweb、広告媒体で美容記事を執筆。
担当分野はスキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、美容医療まで幅広く、丹念な取材を元にした分かりやすい記事を心がけている。
CREAのほか、FIGARO.jp、WWD Japan.com、marie claireなどで活動。
Column
宇野ナミコ・大人のBeauty&Health
美容迷子から抜け出したいあなたへ、無理せず、賢く、大人美容。
ライター歴28年の美容ライターによる「大人のキレイの処方箋」です。
2022.10.10(月)
文=宇野ナミコ
撮影=CREA編集部